東京のタクシー運転手ってどうやって稼げばいいの?稼ぎやすい時間帯や知っておきたい知識を解説します!

タクシー運転手は稼げると聞いたのにいざ転職してみたらそうでもなかった、というお声を耳にすることがあります。タクシー運転手には、知っておかなければ稼げない知識やコツというものがあり、これらを知らないまま漫然と業務に当たっているだけでは、収入がなかなか伸びないのも無理はありません。今回は、タクシードライバーの中でも稼げる人と稼げない人の特徴を比較しながら、タクシー業界でいかに稼ぐかを伝授します。すでにタクシー会社に所属したものの給料が上がらず悩んでいる方はもちろん、転職を検討している方もぜひ参考にしてくださいね。

この記事を読んだらわかること

☑︎タクシー運転手は気づくか気づかないかで稼ぎが大きく変わる
☑︎タクシー運転手が稼ぐために知っておきたい考え方
☑︎稼ぐために今からできる3つの秘策
☑︎稼げないドライバー陥りがちなアンチパターン

タクシー運転手は気づくか気づかないかで稼ぎが大きく変わる


稼げるタクシー運転手になるには、絶対に踏まえておきたい基礎知識があります。これらのことに気づけるかどうかで収入に明らかな差が生まれるのです。ここでは、タクシー運転手の稼ぎを左右する基本ポイントをご紹介します。

一番稼げる時間帯は”終電後の深夜”

タクシーの書き入れ時は終電が近づく頃と終電が終わった後です。繁華街や主要駅周辺において、この時間帯は遅くまで飲食をして帰途につこうとするお客様の宝庫となります。自宅まで戻るために長距離乗られる方も多いので、大きな売上につながるケースも珍しくありません。深夜ではありますが、ここはあまり長い休憩を挟まずに主要駅や繁華街のスポットを中心に多くのお客様を拾いましょう。

お昼前後の時間帯もそこそこ稼げる

お昼の時間帯は人の移動が意外なほど多く、タクシードライバーにとっては稼ぎ時です。ビジネス・観光から食事へ、また逆の動きへと、行動や場所を移すお客様が多いため、できるタクシー運転手は休まずここで稼ぎます。繁華街はもちろん、観光スポット周辺・ショッピングスポットなど、歩き疲れや荷物の多い方が拾える地域で待機するのもポイントです。

場所によっては稼げる時間は変わってくる

タクシーの需要は、時間帯に応じて変化します。明らかな傾向として挙げられるのは、朝は通勤・通院などのために都心部へ出向くお客様が多いことから、郊外→都心部への需要が高まることです。ところがこの動きは朝の9時頃までで落ち着いてしまい、9時以降にはオフィス街や繁華街にニーズが移るのです。このような時間帯ごとのタクシー需要の変化は経験を積むうちに自然と身についていくでしょう。

繁華街でも飲み屋街であれば夜にタクシーを利用される方が多いのは当然です。同じ繁華街でも、昼間ならショッピング街やビジネス街、駅周辺の方が圧倒的にお客様に出会える確率が上がります。このように、時間帯や場所によって稼動が上がりそうなスポットを変えながら移動するのが大前提。繁華街だけでなく、高級住宅街の出勤時間帯などは大企業の重役などにあたることもあり狙い目です。

タクシー運転手が稼ぐために知っておきたい考え方

ここに代替テキスト
同じタクシー運転手なのになぜ稼げる人とそうでない人がいるのでしょうか?ここでは、稼げるタクシー運転手になるために知っておくべき基本テクニックとその考え方をご紹介します。

実車率を高める=稼ぎに繋がる

タクシー乗務で稼ぐための基本中の基本は、お客様を乗せる距離を伸ばすことです。空車の時間を減らし実車の割合が増えれば収益も自ずと上がります。実車率は、お客様を乗せて走っている距離÷総走行距離で割り出すことが可能なので、毎日チェックしてみましょう。実車率が低いドライバーは無駄な時間を多く過ごしているということになります。一言で実車率を上げると言ってもそれほど簡単ではありませんが、まずはできることからやってみましょう。実車率を上げるための方法を次にご説明します。

お客様を乗せる回数をまずは増やす

実車率を上げると言っても、経験の浅い方はタクシー運転手としての勘がつかめるようになるまでにある程度の日数もかかります。まずは1人でも多くのお客様お乗せすることに集中しましょう。距離や時間の長さにこだわらず、回数を上げることによって実車率も自然に上がっていきますし、そのうち徐々にどの辺りがお客様をお乗せしやすいか、どの時間帯のどのポイントで乗車が多いかなどがわかるようになっていきます。ちなみに東京都内では、新宿。渋谷・品川・東京・上野等のターミナル駅はテッパン的に乗車回数を稼ぐことができます。

乗車回数の平均単価を意識する

お客様をお乗せする回数が増えてきたら、お客様一人当たりの売上平均である平均単価へと一段意識を高めましょう。経験や現場の先輩などからのアドバイスを取り入れながら、徐々に単価の高いお客様を乗せられるような立ち回り方を考えるようにしていくのが理想です。

立ち回りを改善して効率を上げる

稼ぎの良くないタクシー運転手の1つの特徴は、非効率的に乗務をしているという点です。運転手自身が主戦場とする、いわばホームでお客様を乗せた場合、お届けした先がアウェイであっても必ずそこでお客様を拾ってホームに戻るという考え方が必要となります。「稼ぐのはホームだから、早くホームに戻ろう」ではなく、ホームに戻るまでの道のりも稼働時間として有効利用すべきなのです。

稼ぐために今からできる3つの秘策


今現在思うように稼げていないことをお悩みの現役タクシー運転手さんも、これからタクシー業界に転職して大きく稼ぎたいとお考えの方も、タクシー乗務で稼ぐためにすぐに実行できる秘策があることをご存知でしょうか?ここではその秘策を3つのポイントに絞ってご紹介します。

稼いでいる同僚にアドバイスをもらう

タクシードライバーは現場で培ったノウハウがものを言う世界です。一番”使える”情報は、現場で得た知識であり、経験者からの助言やアドバイスに他なりません。立ち回り方の秘訣や速度や停車方法といった技術面の知識など、生きた情報を入手できるよう、周囲のできる先輩・同僚ドライバーさん達とよくコミュニケーションを取ることが大事です。先輩の中には面倒見の良い方もいれば少々おせっかいな方もいるでしょうが、会社で公開している売上ランキングなどをチェックして、実力のある先輩のアドバイスを仰ぐことをおすすめします。

徹底的に観察と分析を繰り返して行動を効率化する

稼いでいるタクシー運転手は、常に工夫と実行、そして反省を欠かさないものです。右肩上がりに売上を上げていくためには、乗務プランを立ててその通りに実行し、どこが非効率だったのか、何が客単価を下げた原因となったのかをよく反省し、次のプラン作りに生かすことが必要となります。このサイクルを回していくことによって、乗務はやがて効率化し売上は自ずと上がっていくのです。

稼ぎたい額面を決めて逆算して計画を立てる

まずは1日の売上目標を立ててから、時間ごとにいくら売り上げれば良いのか、またそうするにはどのように行動したら良いのかスケジューリングしていくと意外なほど効率的な行動を心がけるようになります。これまでいかに無駄な時間を使っていたかが分かるようになりますし、どこで休憩を取るべきなのか、どの時間帯にどこにいるべきなのかなどが見えてきます。要は無策でいるのではなく、常に戦略的でいることが稼げるようになるために最も大事なことなのです。

稼げないドライバー陥りがちなアンチパターン


タクシー運転手の中でも、稼げていない方には共通してあるパターンが見受けられます。ここでは、そうならないよう反面教師の意味を込めて、稼げない運転手が陥りがちなアンチパターンをご紹介します。

仕事に対してストレスを感じている

理想通りに稼げないことに対してストレスを抱えてしまうのはやむを得ないことです。しかし、ストレスは集中力や思考力を弱めるばかりか、体調にも悪影響を及ぼします。このような方は、現状考えられるストレスの原因を潰し、少しでも心労から解放されるような働き方に改善していくことが大事です。

稼げない現状に満足している

もうこの程度しか稼げないと思い込み、自分自身を諦めてしまっている人は、稼げない負のループから脱け出すことが難しくなります。何から手をつけてどう改善したら良いのかというノウハウを持たないので、現状に満足しているフリをしている場合もあるでしょう。まずは自分がどうなりたいのか自分自身に問いただし、気持ちを切り替えていくことが重要です。

営業エリアが狭い

自分が走りやすい、馴染みのある狭いエリアでしか走行しないというドライバーは、自身の可能性を狭めてしまいます。慣れたエリアで同じように業務をこなすのは楽ですが、そこでぬくぬくとしているだけでは新たな発見や営業開拓は不可能です。稼いでいる同僚・先輩ドライバーがどのような行動を取っているのかを見習い、思い切って殻を破ることができるようチャレンジしてみましょう。

【まとめ】稼げるタクシードライバーには共通点が必ず存在する


よく稼いでいるタクシードライバーは、自分なりに稼げる方法論を持っているものです。何となく流したり、何となく待機するのではなく、常に今の時間ならどこでお客様を乗せられるかを考え、次にお客様を拾うまでは時間を空けないよう工夫しています。また、そもそもタクシーニーズの少ないエリアのタクシー会社に所属していても、なかなか売上が上がらないといった要因もあるので、東京などの大都市圏などで新たなドライバー生活を検討するのも一案と言えるでしょう。

この記事のまとめ

☑︎稼げるタクシードライバーはいつどこで営業すればいいか立ち回り方を知っている
☑︎初心者はまずたくさんのお客様を乗せて実車率を上げ、その後客単価を意識する
☑︎自分なりのデータとともに周囲の先輩や同僚から情報を集め、分析と改善をくり返して戦略的に!
☑︎稼げないことにいらいらするよりも稼げるエリアやタクシー会社へ転職を!

プロフィール

プロフィール
29歳から東京でタクシードライバーとしてデビュー。
最高売上は130万。「オレンジ戦隊改めサクラ戦隊」のブログでタクシーの営業ノウハウ等を中心に情報発信。
蓄積した情報を体系化したプログラムを考案し、大手タクシー会社の教育カリキュラム作成等に従事。
現在タクシー会社数社で人材育成で顧問契約。
入社後のアフターサービス特化型のタクシー転職支援サイト「プロタク」(pro-taxi)に2019年より在籍。
転職相談の方はこちらをチェック