タクシー運転手が年収を上げるために押さえておきたいポイントとは?

タクシー運転手は歩合制給料なので、自分しだいで収入が増減します。間違った認識や行動のもとに業務を行っていても、なかなか収入は上がっていきません。ここでは、タクシー運転手が年収を上げるために改善すべき点や業務上のコツを、3つのポイントに分けてわかりやすく解説していきます。現在収入が伸び悩んでいる状況を打破したい現役タクシー運転手の方はもちろん、タクシー業界に転職してしっかり稼ぎたいとお考えの方もぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

☑︎タクシー運転手が年収を上げるための”営業”
☑︎タクシー運転手が年収を上げるための”知識”
☑︎タクシー運転手が年収を上げるための”メンタル・考え方”

タクシー運転手が年収を上げるための”営業”

タクシー運転手が年収を上げるために業務の中でできることはいろいろありますが、まず覚えておくべき『稼ぎを増やすための基本要素』は以下の3点です。

  • 実車率を上げる
    総走行時間のうち、お客様をお乗せしている時間が実車率です。
  • 乗車回数を増やす
    乗車回数とは文字通り、お客様をお乗せするのべ回数のことです。
  • 高速道路利用のお客様や長距離での運送機会を増やす
    高速道路利用や長距離走行が予想されるお客様が集まりやすい空港などで待機するのがコツです。

上記3点を前提として踏まえた上で、次にタクシー業務のさまざまな場面で留意すべきことや意識すべき点を解説していきます。

流し営業のコツ

流しとは、街中を走行しながらタクシーを求めるお客様を探す業務スタイルです。流し営業のメリットは、ニーズの多い場所や時間に行うとひっきりなしにお客様をお乗せすることができ非常に高効率となることですが、一方でタイミングやエリアを見誤ると全く稼ぐことができず、時間も体力も燃料も無駄となる点はデメリットとなります。流し営業で稼ぐコツは、時間帯によって変化するタクシーニーズをしっかりと読み、確実にお客様のいるエリアを走行することです。闇雲に走っていては絶対に稼げません。

付け待ち営業コツ

付け待ちとは、駅・空港・ホテルといった、タクシーを利用する方が多くタクシー専用の待機場所があるポイントで停車してお客様を待つ業務スタイルです。付け待ちは、タクシーの専用乗り場があるポイントでお客様を待てるため、待ってさえいれば確実に乗車していただくことができる点が最大のメリット。しかし、多くのタクシーが集まってくるので、状況によってはかなり長時間の待機を強いられる点がデメリットです。付け待ちで稼ぐには、待ち時間に対して売上が低くなり過ぎないよう、行う時間帯や場所を緻密に計画して客単価目標を計算しておくと良いでしょう。

回数を意識する

長距離乗ってくださるお客様は多数派ではないため、通常売上を伸ばすためには、いかに多くのお客様に乗っていただき、乗車回数を増やすがが重要となります。乗車回数が上がれば自ずと実車率が向上していきます。乗車回数を増やすには、流し営業と付け待ち営業をそれぞれいつどこで行うかを綿密に分析し、理由づけを行った上で実践に移すようにすることが重要です。

稼げる人は営業エリアが広い

稼ぐエリアやポイントを見つけて法則が身につけば効率良く稼げるようになるのがタクシー業務ですが、稼げる地域や時間帯の目安はあっても絶対ではありません。「この時間帯にここへ来てお客様に出会えないとなれば、次はあそこだ」というように、常に二の矢三の矢とも言える営業場所の選択肢を持っておくことが大事です。予定どおり行かなくても、柔軟に対処して確実に稼げる現場で付け待ちや流しを行える人は自然に営業エリアを広げていきます。営業エリアの広さは収入増のための武器になります。

タクシー運転手が年収を上げるための”知識”

先述したようなコツを押さえて業務を行うには、稼げるタクシー運転手に共通する特徴を知っておく必要があります。ここでは実際に高収入を得ているドライバーさんが常に気をつけていることとは何かをご紹介します。

稼げる人が必ず行う『分析』

よく稼いでいるタクシー運転手は常に分析を欠かしません。場所・時間帯ごとのタクシーニーズの変化はもちろん、同じオフィス街でもどこのビル付近にお客様が多いか、百貨店や商業ビルならどの出入り口付近でよくお客様をお乗せできるのかなど、深い分析と検証を重ねた乗務員にしか蓄積できないテッパンのデータがあるのです。分析を行わず伸び悩む現状から脱しようとしない人は稼ぐための法則をいつまでたっても編み出すことができず、収入が上がりにくくなってしまいます。

稼げる人が必ず行う『情報収集』

タクシー運転手には、その日の道路状況・交通事情・天候といったタイムリーな情報が求められます。どこで工事をしているのか、いま現在渋滞や事故が起きていないかなど、営業・走行ルートの変更の必要性を理解していることも大切です。また、大きなイベント等がある場合には、通常と立ち回り方と変えるなどして、より需要のある場所で営業する努力も不可欠となります。今後はオリンピックも控えているため、観光客の増える時期や場所なども視野に入れておくことが重要です。

稼げる人が必ず行う『コミュニケーション』

タクシー運転手は常に1人で業務を行っているように見えますが、実は見えない部分でのチームワーク・仲間とのコミュニケーションがかなり大事です。特に先ほどお伝えしたようなタイムリーな道路状況などは、自分自身が取りこぼした情報を仲間が補ってくれるケースも少なくありません。営業後に帰社した際同僚や先輩から聞いた情報や休憩中に仕入れた事故・渋滞情報などは、日頃のコミュニケーション・人間関係のたまものです。仕事のできる先輩に教えを乞うことで、自分だけでは知り得なかった業務上のおいしい情報をもらえることもあります。

タクシー運転手が年収を上げるための”メンタル・考え方”

タクシー運転手が稼ぐために実践すべき行動を前項でお伝えしましたが、ここでは年収アップに欠かせない業務に対する考え方や心構えをご紹介します。タクシー運転手の業務効率を上げるにはメンタルも大事な要素なので、ぜひご参考ください。

売り上げ目標決めて徹底的にこだわる

タクシー業務は運転手の考えひとつで仕事の量も質も変わってきます。1日を計画的に過ごすか、その場しのぎで漫然と過ごすかはドライバー自身の意志だけに委ねられているのです。大事なのは1日の売上目標を立てることであり、それを達成するために何をすべきかを考えることに他なりません。売上目標を立てるとなると、必要な乗車回数や客単価について自然に考えます。そしてその目標値を弾き出すための行動計画を立てざるを得なくなるのです。売上の多い人は概ねこのように目標設定とその達成へのこだわりを持っています。

ストレスを抱えながらの仕事は効率がダウンする

心身の健康は、長時間お客様の安全に留意しながらハンドルを握るタクシー運転手にとって必要不可欠です。ストレスや心配事があると乗務に集中できず、仕事に支障を来たす場合もあります。また、表情も浮かないものとなり、お客様に態度が悪いと思われればクレームにつながりかねません。判断力が低下して事故を起こしたりすれば最悪です。特に睡眠不足には気をつけ、職場での悩みなどは速やかに解決できるように努めましょう。

稼ぐためには健康も大切

健康的で元気なタクシー運転手はお客様にも仲間にも好印象を与え、業務や人間関係を円滑にする傾向があります。バランスの取れた食事を摂り適度に運動をすることで健康が保てれば仕事にも集中しやすくなるでしょう。また、業務に集中するためには、自分なりのベストな休憩の取り方を見つける工夫も必要です。まずは健康ありきというのはどんな仕事でも同じですが、意外と忘れがちなので十分に留意しましょう。

頑張っているのにいまいち稼げない…そんなあなたはチャンスです

ここまで解説してきたのは、タクシー運転手として年収を上げるための基本的な行動や心構えです。そんなことなら今でも努力しているつもりだという方も中にはおられるかもしれませんね。ただ一つご質問するとすれば、想定していたよりも収入が少なくて悩んでいる方は、そもそも営業エリアや入社した会社を間違えている可能性はありませんか?

必要な努力をしているにもかかわらず収入が伸び悩んでいるのだとすれば、今現在所属しているタクシー会社に何かしらの原因があることが疑われ、タクシー会社を変えることで解決する可能性が十分あるのです。他業界からタクシー運転手に転職したいという方も、会社選びこそが入社後の収入を大きく左右するポイントであることを覚えておいてください。

弊社はタクシー業界に精通するとともに太いパイプを持つ専門コンサルタントです。年収はもちろん、あなたが希望する条件を備えたタクシー会社をご紹介するだけでなく、採用試験対策・乗務に必要な研修などタクシー業界で稼ぎたい方を全方面から手厚くサポートします。タクシー業界にいてもなかなか難しいのが会社の良し悪しの見極めです。会社選びにつまずいて、本来なら発揮できる能力を埋もれさせないよう、ぜひ弊社プロタクにタクシー会社入社・転職に関するご相談をお寄せください。

【まとめ】タクシー運転手で年収を上げるためには工夫が必要!

タクシーの仕事で年収を上げるためには、さまざまな工夫や努力が必要です。しかし、恵まれた職場環境にいれば、ご本人のやる気次第で収入は上がっていくでしょう。ただ、タクシー会社選びという入口でつまずいた場合は、いくら努力しても収入は伸び悩みます。年収を上げるには、ドライバーへのさまざまな配慮がある条件の良い優良なタクシー会社を選んで採用試験を受けることがとても大事なのです。ところが、通常はそんなタクシー会社を見分けることはできません。タクシー運転手として年収を上げたい方は、どうぞお気軽にプロタクまでご相談ください!

この記事のまとめ

☑︎タクシー常務では流しや付け待ちのタイミングを計りながら実車率や客単価を上げることが大事
☑︎タクシー業で売上を上げたいなら分析や仲間とのコミュニケーション・情報収集を怠らない
☑︎タクシー運転手は目標設置や体調管理も仕事のうち

プロフィール

プロフィール
29歳から東京でタクシードライバーとしてデビュー。
最高売上は130万。「オレンジ戦隊改めサクラ戦隊」のブログでタクシーの営業ノウハウ等を中心に情報発信。
蓄積した情報を体系化したプログラムを考案し、大手タクシー会社の教育カリキュラム作成等に従事。
現在タクシー会社数社で人材育成で顧問契約。
入社後のアフターサービス特化型のタクシー転職支援サイト「プロタク」(pro-taxi)に2019年より在籍。
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