タクシー運転手になるためにはどんな資格が必要なの?普通免許だけでも転職は可能?

手に職がつけられて自分のペースで稼ぐことのできるタクシー運転手を転職先の選択肢にしている方は多いことでしょう。しかし、タクシー運転手には特別な資格が必要だろうからと採用試験を受ける前に諦めている方はいませんか?今回はタクシー業界に興味をお持ちの方のために、タクシー運転手になるために必要な資格やその資格の概要、さらに取得方法をわかりやすく解説します。きっとタクシー運転手という職業を身近に感じていただけると思いますので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

☑︎タクシー運転手に必要な資格『第二種運転免許』
☑︎二種免許の受験資格
☑︎二種免許の試験内容
☑︎二種免許を取得するために必要な講習とは?
☑︎タクシー運転手の二種免許に関するあれこれ

タクシー運転手に必要な資格『第二種運転免許』

自家用車など通常の生活の中で私的に車を運転するには普通自動車第一種免許があれば事足ります。ところが、タクシーなどの旅客自動車を運転する場合には普通自動車第二種運転免許が必要です。ここでは、このいわゆる”二種免許”とはどのような運転免許なのかをご説明していきます。

お客さんを乗せてお金を得る行為に必要な運転免許

二種免許とはお客様をお乗せして業務用車両を運転をする場合に必要な運転免許です。タクシー・バス・ハイヤーなどはは、必ず二種免許を取得してからでないと運転することができません。ちなみに、最近台頭しているUberなどの配車サービスのドライバーになるにも二種免許が必要です。

タクシーで必要なのは『普通二種』

一言で二種免許と言っても、二種免許には普通・中型・大型二種・大型特殊二種免許などがあり、職種に応じて必要な免許を取得しなくてはなりません。タクシー・介護タクシー・ハイヤー等の運転手および運転代行業などは普通二種免許が必要です。送迎用のマイクロバスを運転する業務であれば中型、大型の観光バス・トラックなら大型免許が必須となり、他にもクレーン車・ショベルカーなどさらに特別な技能が付加的に必要な車両を扱うには大型特殊免許が必要となります。

二種免許の受験資格

二種免許は誰にでも取得できるわけではなく、一定の条件を満たした人にのみ受験資格が与えられています。その条件とは主に以下の通りです。どれだけ二種免許を取りたくても、次のような基準をクリアしていないと二種免許試験は受験できません。

  • 満21歳以上であること
    違反などによる免許停止期間を除き普通免許取得から3年以上が経過していなければなりません。
  • 基準値以上の視力
    片眼0.5以上、両眼で0.8以上あることが条件であるほか、遠近感・立体感を計測し適・不適が判断されます。色の識別テストも。
  • 基準値以上の聴力
    聴力検査があり、10m離れた地点で90デシベルの音が聞こえなくてはなりません。これは通常の会話ができる程度の聴力を示します。

二種免許の試験内容

タクシー業界への転職をお考えの方にとって関心が高いのは、二種免許の試験内容であり、またそれが普通免許とどのような違いがあるのかではないでしょうか?ここでは二種免許の問題形式や難易度および実技試験についてご説明します。

学科試験

通常自動車運転をするのに必要な普通一種免許の受験と同様、二種免許の受験時にも学科試験があります。形式はいわゆる記述式ではなくマークシート方式で、全95問の設問があり、100点満点中90点以上が合格です。問題内容は旅客法の範囲にまで及び専門性が高まるため、普通一種免許と比較すると当然難易度は上がります。先ほど述べた大型や大型特殊なども共通問題なので、タクシー業務以外の知識も要します。

技能試験

二種免許は技能においても、一種免許と同じように教習所内および路上での試験があります。鋭角・V字コースの走行や縦列駐車など、一種免許と同じような内容ではありますが、合格ラインが厳格になっており、一種免許では80点以上が合格となるのに対し、二種免許では90点以上取らないと合格できません。

二種免許を取得するために必要な講習とは?

二種免許試験のハードルは学科と技能両試験に合格することだけではなく、合格後に決められた講習会を履修しなくてはなりません。この講習には『応急救護処置講習』と『旅客者講習』の大きく分けて2種類があり、それぞれに乗客の命・安全を守るために欠かせない講習です。事故時の救命活動やお客様の体調不良・怪我などに対処できるよう、蘇生法や救護法ほか、危険予測に関する講習やお子様・高齢者様・お身体の不自由なお客様への対応について学びます。

タクシー運転手の二種免許に関するあれこれ

タクシー運転手として働くのに欠かせない資格取得ですが、乗務する地域によっては二種免許以外にも合格しなければならない地理試験というものがあります。ここでは地理試験の概要と二種免許に関する追加情報をお伝えします。

地域によっては地理試験もある

東京・大阪・神奈川などの都市部では、タクシー運転手として活動するのに所定の地理試験合格を義務づけているエリアがあります。主な道路・交差点の名称や有名な建物・観光地などについて一定以上の知識を持っているかどうか、また、運賃目安や目的地までの最短ルートなども問われます。

二種免許を取得する期間と費用

二種免許は、主に教習所に通学して勉強してから受験する場合と教習所などが主催する短期合宿に参加して受験する場合があり、前者ではだいたい3週間ほどの期間を、後者では10日間程度の期間を必要とします。費用は通学で20万円弱ほど、合宿なら22万円程度かかるのが一般的です。なお、独自に勉強して試験のみ受けて合格する方法もあり、こちらは受験費用で4万円ほどかかります。

二種免許取得の費用を負担してくれるタクシー会社もある

二種免許を受けるためには費用も期間もある程度かかることを覚悟してかからなければなりませんが、近頃のタクシー業界は慢性的な人手不足もあり、資格取得や地理試験合格のための研修をはじめ、費用負担をしてくれるタクシー会社が多数派になっています。このため、未経験からタクシー運転手に転職したいという方は、現時点で資格を持っていなくても、資格取得サポートをしてくれる会社を選べば、思い立った時に採用試験を受け、入社後に資格取得や試験に臨むことができるのです。

では、研修・教育制度が充実している会社はどのように見分ければ良いのでしょうか?実はタクシー業界のことをよくわかっていない方には、自分に合う会社かどうかの見極めは非常に難しいのが現状です。資格取得にかかる費用面のサポートはもちろん、未経験者を歓迎し親切に研修をしてくれる会社がどこかを知るためには、業界ツウの専門コンサルタントに会社を紹介してもらうのが近道です。私どもプロタクは、あなたに最適なタクシー会社をご紹介するだけでなく、採用面接対策から動画による業務・ノウハウの研修まで懇切丁寧にサポートします。タクシー運転手になって稼ぐためのコツは会社選びの成功です。転職して生活を変えたい方は、ぜひ一度プロタクへご相談ください!

【まとめ】タクシー運転手になるためには『二種免許』の資格が必要!

タクシー運転手になるためには普通自動車二種免許を取得しなければならず、地域によっては地理試験に合格する必要もあります。これらの資格試験に合格するには自らの努力が必要不可欠なので、ぜひ稼げるタクシードライバーを目指して頑張ってください。

ただし業界について右も左もわからない方が、資格取得から会社選びまで全て自分の力で進めていき成功させることはなかなか困難です。ぜひ業界に太いパイプを持つコンサルタント会社プロタクに、タクシー会社転職に関するご相談をお寄せください。

この記事のまとめ

☑︎二種免許とはお客様をお乗せして自動車を運転するか、特殊車両等を運転をする人に必要な免許
☑︎二種免許試験の難易度は一種よりも高い
☑︎エリアによってはタクシー運転手となるために地理試験合格を課している
☑︎未経験や資格未取得者は、研修教育が整っているタクシー会社を選ぶと良い

プロフィール

プロフィール
29歳から東京でタクシードライバーとしてデビュー。
最高売上は130万。「オレンジ戦隊改めサクラ戦隊」のブログでタクシーの営業ノウハウ等を中心に情報発信。
蓄積した情報を体系化したプログラムを考案し、大手タクシー会社の教育カリキュラム作成等に従事。
現在タクシー会社数社で人材育成で顧問契約。
入社後のアフターサービス特化型のタクシー転職支援サイト「プロタク」(pro-taxi)に2019年より在籍。
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