空車がちなタクシードライバーがお客さんを乗せるために工夫できることは何か?

タクシードライバーなら誰しも、たくさんお客さんを乗せて稼ぎたいものです。
しかし現実にはなかなかお客さんをゲットできず、空車がちになっている場合も多いのではないでしょうか。

空車がちなタクシードライバーがお客さんを乗せるためにはどんな工夫が必要なのかを解説していきます。

今回の記事に書かれているコツを実践すれば、今よりも空車率を下げられるはずです。
これからタクシードライバーになろうという方や、タクシーの仕事に行き詰まっている方は、ぜひ参考にして下さい。

この記事を読んだらわかること

☑︎タクシーの空車を避けるコツ
☑︎タクシードライバーとして大きく稼ぐ方法
☑︎タクシードライバーの平均年収について

空車は辛い…長く続くと歩合制にも響く

突然ですが、タクシー運転手の仕事をしていて一番辛いのはどういう時でしょうか?

・・・それは、お客さんが全然拾えない時だと思います。

タクシーの給与は歩合制です。お客さんを多く乗せれば、それがダイレクトに収入に反映されます。
それはつまり、空車状態が長引けば給料が減ってしまうことも意味します。

さらに、空車状態ばかりだとシンプルに退屈です。仕事がつまらないと感じてモチベーションが下がってしまう可能性がありますし、勤務時間が長いように錯覚して余計な疲労感にもつながりかねません。

そんな負のループに陥らないためにも、しっかり仕事のコツはおさえておきましょう。

すぐに実践できる!現役ドライバーから聞いたコツ

それではここから「空車状態を解消するためのコツ」について紹介します。
どの方法も実際に現場で使える内容となっているので、ぜひ実践してみて下さい。

また、あなたがすでに知っている(または実践している)内容も含まれているかもしれません。
その場合も、この機会におさらいとして再確認する機会としてみてはいかがでしょうか。

【その1】複数車線は一番左を走行する

まずは超基本の内容になりますが、道路が2車線以上の場合は左側を走行しましょう。
お客さんは歩道側でタクシーを探しています。歩道に隣接している左側を走ることで、効率よくお客さんをゲットできます。

もちろん、常に左側を意識してお客さんを探しながら走行することも忘れないでください。

【その2】右折ではなく左折を常に心がける

交差点の角はお客さんに遭遇する可能性が高いです。
ここでは右折ではなく左折を常に心がけましょう。

なぜなら、右折では対向車線から来るライバルにお客さんをとられてしまう可能性が高いからです。
左折であれば確実にお客さんをゲットできるのでおすすめといえます。

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【その3】信号待ちは一番前をキープできるように調整する

こちらも交差点付近で使えるコツになりますが、信号につかまるときはできるだけ一番前を陣取りましょう。

繰り返しですが、交差点付近でタクシー待ちをしているお客さんは多いです。もし自分の前にライバルのタクシーがいたとすれば、先にお客さんをとられてしまう可能性が高くなってしまいます。

【その4】速度調整は歩行者用信号

前述のコツと連動していますが、「信号待ちで一番前をキープ」のテクニックとしては歩行者用信号をチェックすることです。

歩行者用信号が青で点滅していたら、タイミングを合わせて減速しましょう。うまく先頭になって信号待ちができます。

【その5】同業者がいたら注意する

当然ですが、自分のすぐ前に空車のタクシーがいる場合はお客さんを先に拾われてしまいます。

自分の周りにライバルがいないかどうかを常にチェックしつつ、前にいる場合は追い抜くか、もしくは適度な距離をあけて走行すると良いでしょう。

【その6】バス停の手前では減速を意識する

バス停にバスが停車していたらついつい追い抜いてしまいがちですが、タクシーの場合はむしろ積極的にバスの後ろで待っているのがコツです。
これは、バスに乗り遅れた人が後ろのタクシーに乗ってくれる可能性があるからです。

同様に、「利用者が多いバス停」もチャンスといえます。
乗客でパンパンになっているバスにうんざりし、「今日はゆったりタクシーで行こうかな」と思ってくれるお客さんがいるかもしれません。

また、終電が終わる深夜の時間帯では駅前つけ待ちが効果的です。
終電を逃した人がタクシーを探し、自宅まで乗ってくれます。かなりの距離がある場合も多いため、客単価が上がって効率よく稼げるチャンスといえるでしょう。

タクシーの営業方法のおさらい

タクシーで効率よくお客さんをゲットできるコツについて解説しましたが、そもそもタクシーの営業方法には2つあります。

  • 流し営業
  • 付け待ち営業

この2つについておさらいしておきましょう。

流し営業

流し営業は街中を走りつつお客さんを探すスタイルの営業方法です。
タクシーと聞いてイメージする人が多いのは、こちらの流し営業ではないでしょうか。

流し営業は基本的な営業方法になりますが、ポイントは常に移動ができる点です。テクニックさえあればたくさんのお客さんを乗せられるメリットがあります。

注意点としては、常に走っているのでガス代のコストがかかります。集中力も必要になるため、ただ待っている付け待ち営業よりも仕事の疲労感は大きいのが特徴です。

付け待ち営業

付け待ち営業は駅やホテル、ビル街の歩道やロータリーに車をつけて待つ営業方法です。

こちらはテクニックというよりも知識が重要です。場所と時間帯を意識して、たくさんの人が移動するポイントを押さえることで効率よく稼げます。

基本的に待っているだけなので体力や精神力を温存できるのがメリットです。お客さんの行き先もおおむね決まってくるので、経験が浅く地理が不安なタクシー運転手でも安心して営業できます。

ただ、効率よく稼げるポイントはそれだけライバルも多いです。あまり知られていない穴場を見つけることで、他のタクシードライバーと差をつけることができるでしょう。

稼げるドライバーはどちらを意識するのか?

流し営業と付け待ち営業の2つを解説しました。

稼げるドライバーどちらを意識するのか?というと、結論は両方です。
というのも、効率の良い営業方法は時間帯やエリア、交通状況で大きく変わります。流しと付け待ちを組み合わせることで、最もムダのない営業が可能になるわけです。

たとえば付け待ちしかできないタクシードライバーの場合、お客さんを送り届けた後にそのまま元の場所に戻ってしまうのは効率が悪いといえるでしょう。
理想的な流れとしては、

①駅前の「付け待ち」でお客さんを拾う

②住宅街 or オフィス街へ送り届ける

③最寄りの駅へ向かう途中で「流し営業」

④流してお客さんを拾えなかったら①に戻る

このような形です。
これで「常にお客さんを乗せた状態」を作ることができるわけです。

ちなみに、上記はあくまで都心部を想定した流れの一例です。郊外などエリアが変われば理想的な営業サイクルも変わってくるでしょう。

タクシードライバーの地域ごとの格差も認識しておく

最後に、タクシードライバーの地域ごとの格差について確認しておきましょう。
というのも、タクシーの需要は地域によって大きく異なります。タクシードライバーとして大きく稼ぎたいとして、そもそもの営業エリアを間違えてしまってはどれだけ頑張っても結果につながりません。

「頑張っているのに収入が上がらないんだよな…」と悩んでいる方は、ここに原因があるかもしれません。ぜひ参考にしてください。

都内の平均年収は約470万円

タクシーで最も稼げるのはやはり東京都内です。平均年収は約470万円と言われており、その中でも稼いでいる人は600〜700万円という高収入を得ています。

やはり東京都内は圧倒的にタクシー利用者の数が多いです。年間3億人という莫大な数のお客さんが東京都内に集中しているわけです。
それに対して、地方はどうでしょうか?

地方との広がり続ける格差

地方はタクシー離れが進んでいて、東京都の格差が広がり続けています。
タクシー運転手として最も平均年収の低い都道府県は沖縄県や鳥取県、岩手県などですが、この辺だと平均年収220万円程度です。

つまり、営業する地域によって倍以上の収入差が生まれてしまうことになります。

稼ぎたいなら東京へ行くべきなのか?

もしもあなたが地方でタクシードライバーをしていて、年収の低さに悩んでいるのであれば、思い切って東京に行くのも1つの方法です。

すでにあなたはタクシー運転手の基本的なスキル、稼ぐコツを身に付けているかもしれません。
稼げない原因が「働く場所」にあるのだとしたら…自分の可能性を試してみたいと思いませんか?

もちろん東京のタクシー会社であればどこでも良いというわけではありません。中には売り上げが社員に還元されないブラックな会社も存在します。転職に失敗しないためにも、稼げるタクシー会社を慎重に選ぶことが大切です。

【まとめ】空車状態を避けるにはコツとノウハウが重要

今回はタクシーで空車状態を脱するためのコツについて解説しました。

この記事に書かれていることをまずは素直に実践し、売り上げの数字を確認してみてください。
細かい改善を繰り返しながら徐々に収入をアップさせ、経済的な不安をなくしていきましょう。

当サイトではあなたのタクシー人生を全力でサポートします。
ぜひ他の記事もチェックし、稼げるタクシードライバーになって下さい。

この記事のまとめ

☑︎空車状態を作らないためには常に左側を意識し、同業者を避けるなどの工夫ができる
☑︎効率よく稼ぐには流し営業・付け待ち営業を上手に組み合わせる
☑︎平均年収を上げるには働く地域も大事
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