タクシードライバーの効率的な稼ぎ方とは?売上UPに役立つ裏ワザ&心構え

転職して収入を上げたいとお考えの方は少なくないでしょう。中でもタクシー運転手は自分が出した売上がもろに収入に反映されるため、やる気があって頑張る方の中には、未経験でも転職後比較的早い段階から収入が右肩上がりに伸び始める方もいます。ですが、稼げるタクシー運転手は、一体どのような方法で売上を上げているのでしょうか?そこで今回はタクシードライバーの効率的な稼ぎ方や売上に直結する裏ワザ的なコツをご紹介していきます。タクシーの仕事に興味があるけれど転職して上手に稼げるかどうか不安な方や、転職したけどなかなか売上が伸びず悩んでいるタクシー運転手の方などは、ぜひ参考にしてくださいね!

この記事を読んだらわかること

☑︎稼ぎ方を知らないとタクシーで収入は上げられない
☑︎効率良く稼ぐのに重要な3つのポイントとは?
☑︎タクシーで稼ぐのに必須のPDCAサイクルって?
☑︎現役ドライバー直伝!タクシーで稼ぐための裏ワザとは?
☑︎タクシーで稼ぐにはメンタルが非常に大事!

稼ぎ方を知らないとタクシーで収入は上げられない

タクシードライバーはその独特な給与形態のために、売上を伸ばさないと収入も大きく上がらないようになっています。その代わり、頑張りが目に見えて収入に反映されるので、仕事でコツをつかんでのし上がっていく感覚を好む方などには大きなチャンスがある職業です。ここでは、タクシーの仕事で稼ぎ方を身に付けることの重要性をわかりやすく解説します!

タクシーは売上を上げないと収入に直接影響する!

タクシードライバーは稼げるのか稼げないのかどちらなのか?という疑問をよく見かけますが、「稼げる人は稼げる」というのが正解です。どんなビジネスでも稼げる環境を自ら創り出す人が収入を上げていくのは同じですが、特にタクシーの仕事は給料の支給方法の性質上、自らのやる気で売上を向上させていくしか収入を伸ばす手段がありません。補足としてタクシー運転手の給与制についてご説明しておきます!

タクシードライバーの給与制”歩合制”とは?

タクシードライバーの給料は歩合制で支給されるのが一般的です。歩合制とはタクシー会社側とドライバー側が、一定の比率に応じて売上を分配する仕組みです。この比率を「歩合率」と呼びます。最近は固定給+歩合給の混合型が主流ですが、固定給の割合はさほど高くないため、収入額を左右するのは売上となります。歩合率は50%前後~60%を採用している会社が多く、会社によっては売上に応じて歩合率を変動します。

タクシー業界では稼げる人と稼げない人が分かれる

先ほども少し触れましたが、タクシードライバーには稼げる人と稼げない人がいます。そして、稼げる人にも稼げない人にもそれなりの理由があります。タクシーで稼げるかどうかは”運”が全てだという誤った認識をしている業界外の方が時々おみえになりますが、よく稼いでいる乗務員は工夫や努力を怠らないだけで、運頼みをしている人はまずいません。また、営業エリアや働き方など、稼げる環境を選ぶかどうかでも収入に違いが出てくるのがタクシー運転手の特徴です!

効率良く稼ぐことが好循環を生む!

よく稼ぐタクシー運転手の特徴は「どうしたら効率良く稼げるか」を常に考えていることです。無駄な動きや空車時間をいかに減らすか考えた結果が、効率的な行動につながっているのです。効率良く稼ぐための考え方や方法については後ほど詳しく解説しますが、同じタクシードライバーでも、稼げる人の収入と稼げない人の収入には大きな差があることを次にご紹介します。

稼げる人と稼げない人の収入差はこんなにある!

タクシードライバーの全国平均年収は約300万円です。意外と低い水準だと思われる方は多いかもしれませんが、これはあくまで平均であり、先ほどお伝えしたように、各ドライバーのやる気や能力差によって埋めがたい収入差が生まれることは仕方のないことです。

また、ドライバーの努力ではどうしようもない営業エリア間の収入差もあります。最も低い都道府県の平均は200万円を下回る一方、東京のタクシー運転手の平均年収は420万円と倍近くも多いことがおわかりになるでしょう。また、昼間だけ乗務する人と夜勤や長時間勤務で働く人でももちろん収入差は発生します。東京の都心部で営業する能力の高いドライバーの中には年収600万円~800万円以上を稼ぎ出す方もいるほどです!

効率良く稼ぐのに重要な3つのポイントとは?

先章でも述べたように、タクシードライバーが収入を上げるためには売上を伸ばすしか方法がなく、売上を伸ばすためにはいかに効率的に稼ぐかが最重要です。限られた乗務時間の中で売上を上げてくれるものはお客様のご利用とドライバー自身の立ち回りに尽きます。ここでは無駄な時間を減らして効率良く稼ぐために重要な3つのポイントをご紹介します!

効率良く稼ぐコツ①実車率

タクシーで効率良く稼ぎたい場合に避けて通れないのは実車率を向上させることです。まず始めにこの「実車率」とは何なのかをご説明し、実車率を上げることのメリットと上げるコツについて解説します!

実車率とは?

実車率とは、1勤務あたりの全ての走行距離の中でお客様をお乗せした距離が占める割合を表す値のことで、つまり稼動したタクシーがどれだけ無駄なく走ったかを示す数値です。実車率の高いドライバーはお客様を乗せて走っている距離が長く、実車率の低いドライバーはその距離が短いということになり、同じ売上目標を設定した場合には、当然前者のドライバーが先にその目標を達成します。これを日々くり返すことにより、両者の月間の売上差はどんどん開いていきます。

実車率を上げることのメリット

先にも触れたように、実車率の高いドライバーは効率的に稼げているため給料は上がって時間には余裕ができます。休息を取ったりリフレッシュしたりする時間をしっかりと得ながら収入が多いので、精神的ゆとりもでき、さらなる向上心ややる気も増進するでしょう。つまり実車率を上げれば、稼げるサイクルが自然にでき上がっていくのです!

初心者が実車率を上げるコツとは?

タクシー業未経験の新人ドライバーが実車率を上げるというのは至難のワザです。一通り仕事を覚えて、経験的に稼ぐコツを身に付けていくことで実車率は上がっていくため、一朝一夕にできないのは仕方がありません。ただ、最初から実車率を意識して努力する人は、必ず少しずつでも業績を上げていきます。

まずは実車率の算出などという難しいことよりも、お客様をお乗せする”回数”を増やしていきましょう。今日より明日、明日より明後日、お客様が乗車した回数を増やしていくことで、自然に実車率は向上していき、営業が面白くなっていきます!

効率良く稼ぐコツ②立ち回り方

タクシードライバーが効率良く稼ぐには、どんなふうに1日を過ごしていくか、戦略的な判断を都度下しながら立ち回ることが重要です。計画通りには行かない仕事なので戦略は流動的にはなりがちですが、それでもその時々でどう立ち回るのがベストなのか、判断をし続けることが求められます。ここでは、効率良く稼ぐための立ち回り方を決める際に大切な考え方や要素をご紹介します!

常にどこをどう走るかを考えることが大事

タクシーの需要がいつどこにあるかを推理しながら立ち回ることで、お客様をお乗せする機会が格段に増えます。ニーズが発生する場所は時間ごとに刻々と変化します。経験や情報に基づいた確度の高い見立てがあれば、お客様をお乗せできる可能性はかなり高くなるものです。また、お客様を目的地までお乗せしたあと拠点に戻る際にも、別のお客様をお乗せして戻ってくることで無駄な距離を走らないように立ち回りましょう。

立ち回り方を考える時に重要な要素

立ち回りを考える場合には、時間帯ごとに変化する需要の発生場所に合わせて動くことも重要ですが、その日の曜日や天候も考慮に入れましょう。週末はビジネス客が減り観光客が増えることを念頭に置いたり、大きなイベントがある日はその終了時刻をチェックしておいたり、常に商機を予想しておきます。また、急な雨になりそうな時はタクシーを拾おうとする方が増えるので、スピードを落としていつでも対応できるようにするなど、あらゆる条件に応じた立ち回りができれば効率良く稼げるようになるでしょう。

効率良く稼ぐコツ③接客

タクシードライバーは、運転業・営業職・接客業の3要素が合体したような職業です。戦略的な営業力や確かな運転技術があっても、接客がまずいとお客様から愛されず売上を伸ばすことができづらくなってしまいます。ここでは、お客様から支持される接客について解説します!

接客技術は感じの良い挨拶とはきはき口調が大事

タクシーの接客では最初の挨拶がきわめて重要です。第一印象の良い相手に対して不快感を抱く人はなかなかいません。お客様と目を合わせることなく感じの良い挨拶ができないと、お客様は最初から「ダメなドライバーに当たった」と思い込んでしまいます。

また、気弱そうにぼそぼそと小さな声で話すドライバーも嫌われます。話す時はお客様にきちんと聞こえるようにはきはきと話し、余計なストレスを感じさせないように努めることが大事です!

無愛想と気配りないドライバーはクレームリスク高い

気弱そうな乗務員も嫌がられますが、偉そうで高圧的な態度もクレームの対象となりがちです。余計な言葉をおかけするなどというのは言語道断!過剰な言葉は要りませんが、言葉遣いは「穏やかで丁寧に」を心がけ、心のこもった振る舞いをしましょう。

また、表情を変えない無愛想なドライバーに対しても苦情を受ける場合があります。かといって、お客様へのサービス精神などから喋り過ぎてしまって「うるさい」と思わせてしまうドライバーもいます。お客様から話題を振られなければ、余計なお喋りも必要ありません

タクシーで稼ぐのに必須のPDCAサイクルって?

稼げるタクシードライバーに共通する特徴は、PDCAサイクルをよく回しながら業務にあたっていることです。「PDCAサイクル」はビジネス界では定着している言葉ですが、この言葉自体を知らなくても、向上心のあるドライバーは自然にPDCAを回しているものなのです!ここではPDCAサイクルとは何か、PDCAサイクルを回せるとなぜ稼げるのかを解説します。

PDCAサイクルとは?

PDCAサイクルとは、P(Plan)D(Do)C(Check)A(Action)を組み合わせた造語で、ビジネス業界では業務の継続的な改善化サイクルという意味で使用されている言葉です。まずは目標設定やそれに向けた業務計画などを施し、それを実行してみます。次に実行した後で必ず生じる反省点を検証し新たな改善策を打ち出し行動します。これをくり返すうちに、悪い所や惜しい点、もっと伸びる部分が改善したり向上したりして、業績が上がっていくのです。

PDCAサイクルを回せる乗務員は伸びる!

稼げるタクシードライバーは、知らず知らずのうちにPDCAを回しています。例えば「あの場所へ行かずにあちらへ営業に行けば良かったかもしれない」という後悔から、次の勤務日にはそれを実行してみるといった反省と改善のくり返しが稼げるようになる秘訣と言えるでしょう。

現役ドライバー直伝!タクシーで稼ぐための裏ワザとは?

タクシーでしっかりと稼ぐには、的を射た立ち回りをして実車率を高め、お客様に支持されるような感じの良い接客をすることが大事ですが、それ以外にも裏ワザのようなノウハウを知りたいという方も少なくないでしょう。ここでは、現役タクシードライバーが実践する稼ぐためのコツをご紹介します!

流し営業で稼ぐ裏ワザ

流し営業とは、タクシーが街中を走行しながら、挙手などによりタクシーを拾おうとするお客様をお乗せしていく営業方法です。流し営業でしっかりとお客様のニーズを見つけてすぐに対応するためのコツは、必ず車線の左側を走行することです。お客様は歩道や交差点付近でタクシーを拾われるのが一般的なので、その機会を逃さないようにスピードは上げないで左側をキープします。

また、交差点ではお客様が近寄ってきて乗り込みやすいよう、先頭で停まるのが鉄則です。減速とブレーキのコントロールがあれば意外と先頭で停まれるものです。先頭で停まっていると、反対側の歩道から横断してきた方が見つけて拾ってくださることもあります!

付け待ち営業で稼ぐ裏ワザ

付け待ち営業とは、駅やホテルや空港など、タクシーの待機レーンやタクシープールがある場所で順番待ちをする営業方法です。おみえになるのはタクシーに乗りたい方ばかりなので、待っていれば着実にお客様を得られますが、待機時間が無駄であることが難点です。付け待ちで効率良く稼ぐには、この待機時間をいかに短縮するかが問われます。

そこでポイントとなるのが、進みが早いレーンにつくことです。どの列につくか決めるために前もってよく見ている時に、並んでいるタクシーのブレーキランプがさかんに点いたり消えたりする列があればそこにつきます。このようなレーンは進み具合が早いことが予想されるのです!

所属する会社選びで差がつく!

頑張って稼ぎたいという動機でタクシー運転手に転職される方は、まず入社する会社選びが重要です。タクシー会社ならどこも同じだとお考えの方がいるかもしれませんが、それは大きな誤りなので気をつけましょう。稼げる会社というのは、すでに独自に稼げる仕組みを構築している会社ですし、会社のブランド力だけでも十分に営業能力がある会社です。

特に未経験の新人ドライバーは、大手有名タクシー会社に入ることで、会社の看板を最大限利用して営業することができます。このような大手会社はもとからの顧客も多く法人契約などもあるため、時には営業努力しなくてもお客様を乗せられる機会にも恵まれます。

タクシーで稼ぐにはメンタルが非常に大事!

タクシードライバーは一人で営業を行うので孤独な気分になることもあります。ですが、メンタルをコントロールし前向きに業務に励むことで表情が明るくなってお客様に支持されるドライバーにもなれますし、自信がついてよりやる気が起きてきます。ここでは、タクシー運転手が頑張って稼ぐためのメンタルの重要性について解説します!

ストレス過多のドライバーは稼げない

タクシードライバーにとって大切なものの一つが集中力です。お客様を安全に目的地までお乗せするためには、まずもって集中力が必要となります。ぼんやりしていて事故や違反を起こしてしまえば、お客様や所属会社に迷惑がかかるだけでなく、自分自身がケガでもすれば休業せざるを得ない状況に陥ることも考えられます。

また、集中して乗務していないと道路やルートを間違えるなどしてしまい、それが苦情につながりかねません。集中力のないドライバーにありがちなのが、普段や休日の不摂生・睡眠不足などです。自己管理ができずに体調を崩したりぼんやりとしてしまったりするドライバーは業績も伸び悩みます。

真面目さと上昇志向は不可欠

タクシードライバーのメンタルで重要なものには真面目さも挙げられます。勤勉さはどんな仕事にも求められる要素ではありますが、タクシーの業務はほとんどがドライバー個人の裁量に任されているため、周りで人が見ていなくても頑張れるストイックさや自制心もかなり重要になります。

楽な方に流されてしまうタイプの人は、実車率を上げるために時間を無駄にしないよう自分を律することがなかなか難しいでしょう。目標達成への執念よりも自堕落が勝ってしまえば、自分の頑張り次第で収入差が大きくなってしまうタクシー業界で稼げるようになっていくことはできないのです。

心身の健康に留意できる人は有望

自己管理が得意な方は、タクシードライバーとしての素質があります。自己管理ができるということは、心身の体調管理を真面目に頑張れることに他なりませんが、「こうありたい」という目標に向かって努力できるということともつながっています。

少し夜更かししたいと思っても、明日の業務に響くから早めに就寝しようと自分を律する力のある人は健康な心身を維持できる人ですし、タクシー業務に集中することもできるでしょう。タクシードライバーは、そのような自分への厳しさをしばしば問われる職業なのです。

乗務員のことを大切にする会社に入ろう!

タクシー業界では、自分自身に厳しくできる真面目な人が稼げるようになると先述しましたが、人間誰しも落ち込むことや悩むことがあります。いつでも元気で明るくよく眠れるという人はまずいませんよね。孤独な気持ちになりがちなタクシー運転手は、仕事上のトラブルなどを相談できる優良な会社に入ることが非常に大事です。

乗務員に対して手厚いサポートをしてくれるタクシー会社でなら、安心して仕事に集中することができます。日頃のケアはもちろん、研修・教育制度や福利厚生の充実度など、乗務員が働きやすい環境を整備している会社がおすすめです。ただし、自分自身が希望する条件や雰囲気のある会社を選ぶことが何より大切なので、もしどんなタクシー会社が自分に合うかわからないという方は、タクシー業界に精通したコンサルタントを頼りにしてご覧になるのも良いでしょう。

タクシー業界への転職ならプロタクへご相談ください

私ども「プロタク」は、タクシー業界に太いパイプを持つプロのコンサルタントです。未経験の方も稼ぎやすい環境を備えた大手タクシー会社の個々の特徴を知り尽くしているのはもちろん、現役乗務員が生きた情報を豊富にお伝えしています。タクシー会社への転職や就職をお望みの方は、適当に会社を選ぶことなく、あなたに最適なタクシー会社をご紹介し、その他業務に関するご相談にも親身にご対応しておりますプロタクまで、ぜひ一度お問い合わせください!

【まとめ】タクシーは稼ぎ方を心得ていれば高収入も夢じゃない!

タクシー運転手は、いかに効率良く稼ぐかを常に考えていないと大きく稼ぐことが難しい実力主義の業界です。業界未経験の新人ドライバーの方には厳しい世界に見えるかもしれませんが、売上を上げるために努力や工夫をするのは、他のどんな仕事でも同じです。特にタクシードライバーは、売上額がそのままドライバー自身の収入に反映されるので、大変ですがやりがいがあります。営業のコツをつかんで売上を伸ばせば、仮に都心部でなら年収500~600万円以上も全く夢ではありません!今のお仕事よりも収入を上げたい方、仕事で自分の頑張りを認められたい方は、ぜひタクシー業界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?

この記事のまとめ

☑︎タクシー運転手が稼ぐためには実車率UP・立ち回り方の工夫・良い接客が欠かせない!
☑︎タクシー運転手は反省→行動→検証をくり返し業務の改善を重ねていけば業績が向上していく
☑︎営業ではちょっとしたコツでよりお客様を多くお乗せすることができる!
☑︎稼げるタクシー運転手は自己管理がうまく真面目で集中力がある
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