タクシーの営業で稼げないスポットってどこ?付け待ちと流しのそれぞれのリスクも紹介

タクシー運転手が売上を伸ばすためには、営業のやり方が非常に重要になってきます。特に営業を行うスポット選びは大切で、稼げないスポットでタクシーを走らせていてもお客様を拾うことができず、売上がほとんど伸びないまま1日が終わってしまいます。

今回の記事では、タクシーで稼ぎづらい気を付けるべきスポットを具体的に紹介していきます。タクシー運転手の主な営業方法や、営業の基本的なノウハウも合わせて紹介をしているので、売上が伸び悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

☑タクシー運転手の主な営業方法
☑タクシーの営業で稼ぎづらいスポット
☑営業エリアによる収入の違い

タクシーの営業方法は大きく2つに分けられる

タクシーの営業方法は「付け待ち営業」と「流し営業」の二通りに分かれます。それぞれの営業方法がどのようなものなのか解説をしていきます。

付け待ち営業

付け待ち営業は、駅やビルなどの前にタクシーを停車させてお客様が乗ってくるのを待つ営業方法です。主にタクシー乗り場やロータリーなどに停車させます。もちろん競合のタクシーもいるため待ち時間は発生しますが、ほぼ確実にお客様を乗せることができます。

付け待ち営業で稼げない代表例としてよくあるのは、長い列を並んで待ったにも関わらず、ワンメーターのお客様であった場合です。長時間を待っていたのにワンメーターで終わってしまい、また一から並び直しというのは非常に効率が悪いです。

付け待ち営業はお客様を拾うことはできますが、待ち時間と売上金額が見合わないこともあるということです。

流し営業

流し営業は、営業エリア内の街中でタクシーを走らせタクシー運転手が自発的にお客様を探す営業方法です。上手くお客様を拾い続けることができれば大きな売上を上げることが可能です。稼げるタクシー運転手の大半は流し営業をして1日のほとんどを過ごしています。

流し営業で稼げない代表例としてよくあるのは、繁華街に赴いたのにお客様を全く拾うことができず、結果的に付け待ちをしておけば良かったという場合です。流し営業は付け待ち営業と違い、お客様を確実に乗せることができるわけではありません。

そのため上手くお客様を見つけることができなければ、ほとんど売上がないまま1日が終わってしまうということも有り得るのです。

稼げないスポットはチャンスとリスクがそれぞれ存在する

タクシーの営業には稼げるスポットと稼げないスポットが存在するのは確かです。もちろん稼げるスポットを中心に営業をするのが理想的なのですが、稼げないスポットにチャンスがないのかと言えばそうとは言い切れません。

これから紹介する”稼げないスポット”は、タイミングや客層の問題で稼げない状況になっているものが多く、一概に稼げないスポットというわけではありません。時間帯を変えるだけで稼げるスポットに変化する場合もあるのです。

稼げないスポットで営業をするのはリスクが伴いますが、競合のタクシーが少ないため、同時に稼ぐチャンスが生まれる可能性もあります。

タクシー営業の”稼げない”スポット

それではタクシーの営業で稼ぎにくいスポットを紹介していきます。ここでは主にリスク面を中心に解説をしていきつつ、稼げる時間帯なども合わせて紹介します。

深夜の商業ビル・デパート

商業ビルやデパートなどは昼間は人の往来が多いのですが、深夜になると途端に人の流れが悪くなります。営業時間が決まっているため人が流れるときと流れないときのギャップが大きいのです。

営業時間外に付け待ち営業をしてもお客様がいないため、稼ぐことはできません。商業ビルやデパートを狙うときは深夜ではなく、人の出入りが多い朝から昼間にかけての時間帯にしましょう。

早朝のオフィスビル

オフィスビルが立ち並ぶオフィス街もタクシー営業の定番スポットですが、早朝になるとほとんど人がいないことが多いです。オフィスビル街は会社の営業時間によって稼げるか稼げないかが左右されるスポットです。

まだ会社員がほとんど出勤していない朝早い時間に営業をしても、お客様を見つけられる可能性は低いです。オフィスビル街で営業をするのであれば、昼前から夕方くらいにかけてが最もおすすめの時間帯です。残業をしている会社員を狙うために、夜に営業をしてみるのも一つの手です。

利用客の少ない駅

付け待ち営業をする際には人通りの多い場所を狙うのが基本です。そのため、都内であってもロータリーがなかったり、利用客が少ない駅はそもそも付け待ち営業に向いていません。

他のタクシー運転手が狙わない駅であえて付け待ち営業をすることでチャンスを得られる可能性もなくはないのですが、大きなターミナル駅で付け待ちをした方が稼げるチャンスは多いです。駅での付け待ちは基本的に人の出入りが多い場所にしましょう。

昼間の住宅街

住宅街は時間帯やエリアによっては稼げる場合もありますが、どちらかと言えばリスクが大きいです。朝の時間帯であれば会社に行く人や買い物に行く人などを拾うチャンスはありますが、昼間はお客様を拾える可能性がガクッと下がります。

また、住宅街はエリアごとに客層が変わります。客層が変わればタクシーの利用率も変わるため、その辺りの見極めも重要になってきます。

トンネルの中

トンネルの中などの暗い場所は人通りが少なくなるため、稼げないスポットのひとつです。そもそもタクシーの営業では人が寄り付かないスポットは狙うべきではありません。

営業中にトンネルの中を通り過ぎることはあるかもしれませんが、あえてトンネルを狙って営業というのはおすすめできません。もっと人の多い場所を狙いましょう。

橋の上

橋の上も人の往来が少ないスポットのひとつです。橋の上はバスの停留所などが設置されないため、足を探しているお客様というのがほとんどいないのです。

もちろん絶対にお客様がいないというわけではないのですが、橋の上で営業をしていても稼げる可能性は非常に低いです。橋の上を通過するときは、念のため歩道にお客様がいないか意識を向けておく程度で大丈夫でしょう。

狭い路地

車がほとんど通らないような狭い路地も稼ぎづらいためおすすめできません。お客様がタクシーを探すときというのは、普通であれば大通りなど車の往来が多い場所に出てくるはずです。狭い路地でタクシーを探している人はほとんどいません。

流し営業をする際には狭い路地ではなく、車の通りが多い大通りや交差点などがおすすめです。あえて狭い路地で営業をする意味はあまりありません。

稼ぐためには時間帯や客層を見極めることが重要

タクシーで稼ぐためにはスポット選びも大切ですが、より大きく稼ぐためには時間帯や客層をエリアごとに見極めることも重要です。ここでは時間帯と客層による稼ぎ方の違いを解説します。

稼げるスポットは時間帯で大きく変わってくる

タクシーの営業には稼ぎやすいスポットがありますが、どのスポットが稼げるのかは時間帯によって大きく変わります。そのため時間帯によって営業するエリアを臨機応変に変えていく必要があります。

例えば繁華街は朝は客数が少なく、夜から深夜にかけてお客様の数が増えていく傾向にあります。反対に住宅街は朝から昼ごろにかけて客数が多くなり、夜は客数が減っていきます。1日の中で、時間によって人の流れは常に変化しているのです。

朝はあまり稼げないスポットでも夕方になれば稼げるようになることもありますし、逆もあります。エリアと時間帯の関係性はしっかりと頭に入れておかなければなりません。

地域やエリアごとに乗ってくるお客さんの性質が違う

次に大切なのが、地域やエリアごとに違う客層の差です。客層ごとにタクシーの利用用途は変わるため、それを念頭に置いて営業をすることが重要です。

例えばオフィスビル街はビジネスマンの利用がメインとなり、利用用途は主に仕事関係になります。空港であれば外国人観光客が多く、利用用途はホテルまでの運送が中心です。

客層の分析を行っていれば、どのエリアなら長距離走行のお客様を狙えるのか、効率よく次々にお客様を乗車させることができるのかが分かってきます。地域やエリアごとの客層分析はタクシー運転手にとって必須です。

稼ぐためには営業するエリアも重要

タクシー運転手として売上を伸ばして収入を上げるためには、営業するエリア選びも重要です。ここではタクシー運転手のエリアによる収入の違いを解説します。

東京と地方の収入格差は常に広がりつつある

タクシー運転手は東京と地方とでは平均年収に大きな差があります。地方のタクシー運転手の平均年収は300万円弱であるのに対し、東京のタクシー運転手は平均年収が400万を超えているのが現状です。

東京は人口が多く、車を持たない人も増えてきているため、タクシーの利用率が非常に高いのです。そのため同じように営業をしていたとしても、東京と地方とでは収入に差が生まれます。東京のタクシー運転手は地方と比べて非常に有利であると言えるでしょう。

人が多く集まるところにタクシーの需要は発生する

人が多く集まるところはタクシーの需要が発生しやすいです。そのためタクシーは人の多いところで営業をすることが稼ぐのに必要な基本的なノウハウです。都心部は人が多く集まる場所がたくさんあるので、稼ぎやすいスポットを見つけやすいです。

先程も触れましたが、時間帯によって人が多く集まる場所は常に変化します。人が集まりやすい場所と時間帯による人の流れの変化、この両方を把握すれば売上を大きく伸ばすことが可能です。

【まとめ】タクシー運転手が稼ぐためには人の多く集まる場所知っておくこと

タクシーの営業には稼ぎやすい場所と稼ぎにくい場所があり、どこのスポットなら稼げるのかをあらかじめ把握しておくことが重要です。稼ぎやすい場所は人が多い場所でもあるため、人の出入りが多い場所を調べておきましょう。

繁華街やオフィス街は稼ぎやすいスポットなのですが、時間帯によっては人の出入りがほとんどなく稼ぎにくくなります。どの時間帯にどのエリアで営業をするのか、最初に予定を立てておけば効率よく売上を伸ばすことができます。スポットと時間帯の関係性をしっかり把握し、ぜひ売上アップを目指してください。

この記事のまとめ

☑タクシーの主な営業方法は付け待ち営業と流し営業
☑稼ぎにくいスポットはできるだけ避ける
☑時間帯によって稼げるスポットは変化する
☑営業するエリアによって売上に大きな差が出る
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