タクシー業界に転職する人が抱える不安の正体とは?スッキリできる考え方について解説

タクシー業界は特殊なイメージがあります。
転職を検討していても「ちゃんとやっていけるかどうかわからない…」という方が多いかもしれませんね。

そこで今回の記事では、タクシー業界に転職しようとしている人が抱える不安について解説します。
タクシー運転手にありがちな悩みをあらかじめ知っておくことで、心の準備ができるのではないでしょうか。

ぜひ最後まで読んでいただき、あなたの不安が解消されれば幸いです。

この記事を読んだらわかること

☑︎そもそも転職には不安がつきもの
☑︎タクシー業界に転職する人が抱えがちな悩みとは?
☑︎実はタクシー業界に転職するとこんなメリットがある!
☑︎タクシードライバーに向いている人はどんな人?

転職には不安がつきまとう

そもそも転職に不安はつきものです。
ましてや今まで経験したことのない業界への転職であればなおさらでしょう。

今までの仕事を長く続けているほど、その不安は強い傾向にあります。これは変化に対して反射的に不安を感じる人間の本能といえます。

まずは、あなたと同じように転職を考えている方がどんなことに悩んでいるのかを詳しく紹介します。

転職を考える時によくある不安

転職を検討している人が感じる不安は根拠のないことが多いですが、あえてパターンを挙げるとするなら以下のとおりです。

  • 資格を持っていない
  • 稼げるか不安
  • 体力的に務まるのか
  • 交通事故を起こしてしまうのではないか
  • 人間関係がうまくやっていけるか

タクシー業界は特殊なイメージが強いため、「環境に馴染めるのか?」「タクシーで本当に稼いで生活することができるのか?」といった不安のほうが大きくなります。

不安は「転職したい」という気持ちを抑え込んでしまうものです。
せっかく転職活動するならワクワクした気持ちで前向きに取り組みたいですよね。

そこで、気持ちの持ち方についてこの先で解説していきます。

ポジティブに転職活動するための心の持ち方

不安は見方を変えれば、「ポジティブ」に転換することができます。もしも不安を前向きな気持ちに転換できれば、新しい世界へ一歩を踏み出すことはもちろん、転職活動そのものを楽しむこともできるでしょう。

では、不安をポジティブに転換するとはどういうことか?

たとえば今までの職場で人間関係がうまくいってなかった方にとっては、また最初から人間関係を構築できます。
今の給料が少ないと感じている方なら、自分の努力次第で大きく収入アップも見込めるでしょう。

転職によって「ネガティブ→ポジティブ」に転換できる可能性があるなら、より前向きに転職活動を進めていけるのではないでしょうか。

タクシー運転手への転職に不安があるのは当然

転職は誰にとっても不安です。タクシー運転手という特殊な仕事であれば、なおさら不安に感じるのも当然といえます。

転職の不安は理由をしっかり知ることで軽減されていきますので、この先で詳しくみていきましょう。

タクシー業界への転職にまつわる不安をまとめてみた

はじめにお伝えしておくと、タクシー運転手の約95%はドライバー未経験者です。誰しも未経験からスタートし、経験を積んでいくことでベテランドライバーになっていきます。

とはいえ、やはりタクシー業界にいきなり飛び込むのは不安を伴います。
ここではそんな不安について、5つのポイントに分けて一つずつ解説していきます。

  • タクシー運転手になるためには資格が必要?
  • タクシー運転手は稼げる仕事なのか?
  • 体力的に務まるだろうか?
  • 交通事故を起こしてしまうのではないか?
  • 人間関係がうなくやれるか?

【不安①】タクシー運転手になるには資格が必要?

タクシー運転手になるために必要な資格は普通自動車免許と普通自動車二種免許の2つがあります。

普通自動車免許を取得していないと、普通自動車二種免許を受けられないので注意していください。
二種免許は普通自動車免許取得3年後から受験資格が与えられます。

二種免許の受験には学科試験と技能試験があります。
学科試験は基本的に一種免許と変わりませんが、二種免許特有の「お客さんを乗せて走行することにかかわる問題」が含まれます。
技能試験については、一種免許の延長線上と考えればいいでしょう。基本に忠実な運転操作と法令遵守ができていれば、二種免許の実技試験はそこまで難しくはありません。

なお、二種免許についてはタクシー会社によっては取得補助制度や研修制度があります。つまり教習所に通う費用や受験料が会社負担になるということです。

「資格取得は入社後でも大丈夫」と思っていてください。

【不安②】タクシー運転手は稼げる仕事なのか?

結論からいえば、タクシー運転手は稼げる仕事です。
たとえば、東京都の平均年間給与は484万円、月間給与は約39万3,200円で日本で一番稼げるエリアです。

ただ、地域によって稼げる金額は大きく変わってきます。
稼げない地域(地方)でのタクシー運転手は収入が増えないので、稼げるエリアを選ぶことは重要です。

県名 月間給与 年間給与
北海道 223,300円 2,679,600円
東京都 393,200円 4,718,400円
大阪府 292,000円 3,504,000円
鳥取県 189,600円 2,275,200円
沖縄県 203,400円 2,440,800円
全国平均 284,000円 3,408,000円

引用:http://www.taxi-japan.or.jp/pdf/toukei_chousa/tinginR1.pdf

タクシー運転手の給料は歩合制です。お客さんを乗せた「運賃」から給料が支給される仕組みとなっています。具体的には、消費税などを差し引いた売上からタクシー会社が定めた歩合率で計算され、運転手に支払われる金額が決まります。

つまり、お客さんを乗せれば乗せるほど給料が上がっていくわけです。逆にお客さんを乗せなければ給料は上がりません。少しシビアに感じるかもしれませんが、努力すればするほどたくさん稼げるのが歩合制の魅力といえるでしょう。

もちろん、誰でも最初から大きく稼げるわけではありません。
なので福利厚生が充実している会社を選ぶこともポイントのひとつです。

福利厚生の内容はタクシー会社によって変わってきますが、たとえば社宅が用意されている会社や、家賃手当が用意されている場合があります。
福利厚生を上手に利用して生活費を抑えることができれば、初期の見習い期間であっても生活苦になる心配はありません。

タクシー会社が用意している福利厚生の内容については、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

【寮完備】タクシー会社が用意している福利厚生にはどんなものがある?詳しく解説してみた【保証給】

【不安③】体力的に務まるだろうか?

タクシー運転手は1日の労働時間が長くブラックな働き方のイメージがあるかもしれません。
ですが実際のところ、タクシー運転手の労働時間はそれほど長くはありません。それだけでなく、過去と比較すると労働時間は年々短くなっています。

つまり、タクシー業界はどんどん働きやすくなっているといえるでしょう。

画像引用:http://www.taxi-japan.or.jp/pdf/toukei_chousa/tinginR1.pdf

タクシー運転手は自分のペースで休憩を取りやすいというメリットがあります。
休憩の合間は車外で適度に体を動かし、体の負担を軽減できます。精神的にリフレッシュできますし、ストレッチ運動は長時間運転による腰痛リスクも避けられるでしょう。

タクシー運転手の健康管理については、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

⇨タクシードライバーは体調管理が大事!よくある体調不良パターンや対策方法を紹介

【不安④】交通事故を起こしてしまうのではないか?

タクシードライバー未経験者は「交通事故を起こすのが怖い…」と不安に思うでしょう。
確かにタクシー運転手は車を運転する仕事なので、事故のリスクは避けて通ることができません。自分やお客さん、事故の相手に怪我をさせてしまわないように最新の注意を払う必要があります。

ただ、賠償金や車の補償に関しては心配する必要はありません。
なぜならタクシー運転手が業務中に万が一事故にあってしまっても、多くのタクシー会社は「事故補償」をという補償制度を設けています。

タクシー会社によって補償の条件は変わってきますが、

  • 物損の場合
  • 人身の場合
  • 過失の有無

これらによっても補償内容は変わってくるため、転職を検討する際には補償の範囲をチェックしておきましょう。

ちなみに事故補償がないタクシー会社も存在しますが、必ずしも「補償がない=悪徳な会社」ではありません。
事故補償がないタクシー会社の多くは、給与の歩合率が良いか、もしくはその他の手当てが充実しているケースもあります。

【不安⑤】人間関係がうまくやれるか?

タクシー業界にはクセのある運転手が多いという事実があります。「人間関係が難しいのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

でもタクシー運転手は基本的に一人で黙々と運転する仕事です。人間関係に悩まされることはあまりありません。
むしろ、タクシー運転手は他の職業と比べて人間関係の煩わしさが少ない職業といえます。

もちろん、人間関係が希薄な職場というわけでもありません。職場に気の合う人、話の合う人がいれば、深い人間関係を築くこともできるでしょう。
「同僚との距離感を自分で決められる」というのがタクシー運転手の大きなメリットです。

タクシー業界へ転職するメリット

タクシー運転手へ転職するメリットは次のとおりです。

  • 仕事の進め方を自分で決められる
  • 働き方を選べる
  • 仕事はその日に完結するので残業がない
  • 仕事のやりがいを感じやすい

ひとつひとつ詳しく説明していきましょう。

仕事の進め方を自分で決められる

タクシー運転手は「24時間運転しっぱなし」「歩合制なので厳しい」「休みがない」などのイメージが先行しがちです。

しかしタクシー運転手は、会社に雇用されて働く勤務形態の中ではもっとも自由に時間を使える職種です。
実際に、現役のタクシー運転手の皆さんはかなり自由な時間設定で働いています。たとえば食事の時間も自由ですし、「疲れたら休憩する」といったゆるいスタイルで働いている方もいます。

働き方を選べる

タクシー運転手の勤務形態は「日中勤務」「夜間勤務」「隔日勤務」の3種類です。

日中勤務は一般的な職業と同じように1日6〜8時間程度勤務し、1時間休憩となる形態になります。
ほとんどのタクシー会社は朝8時に出庫し17時に帰庫する勤務形態です。

夜間勤務は18時頃に出庫して翌3時ぐらいまで勤務し、1時間休憩となる形態です。
夜間の割増賃金が適用される上に、飲み会帰りのお客さんや終電に間に合わなかったお客さんを乗せられるため、大きな売り上げが見込めます。

隔日勤務は簡単にいうと「日中勤務+夜間勤務」です。
勤務時間は21時間以内と当然長くなりますが、最低3時間の休憩を取るように決められています。さらに、1日働いたら次の日は休みとなるため、月に11日から13日の休みを取ることができます。
隔日勤務は一見過酷な労働時間に思えますが、実は時間を上手に使うことでプライベートを充実させられる勤務形態といえます。

仕事はその日に完結するので残業がない

タクシー運転手の仕事はサラリーマンのように数日〜数ヶ月に渡るプロジェクトではありません。1日の仕事はその日のうちに完結します。

そしてタクシー運転手は過度な残業を強いられることもありません。しかも現在は1日の乗車時間・拘束時間・休憩時間が法律で厳しく定められています。
会社によっては法定外の残業を禁止するなど、社員の働き過ぎを抑制しているところもあります。

残業が無いので就業後の予定も立てやすく、ワークライフバランスを充実させやすい職業といえるでしょう。

仕事のやりがいを感じやすい

タクシー運転手の世界にも指名制度があります。

「この運転手さんの接客は素晴らしかったからまた乗りたいな」
「この運転手さんの運転はとても安全で安心だったから信頼できるな」

このように、個人として選ばれる種類の仕事といえます。指名されることで大きなやりがいを感じることができるでしょう。

指名をたくさんもらえれば、当然ですが固定客が増えます。
タクシー運転手は歩合制ですので、売り上げも安定するメリットがあります。

タクシー業界への転職がおすすめなのはこんな人!

タクシー業界は以下のような人におすすめです。

  • 実力でたくさん稼ぎたい人
  • コミュニケーション力がある人
  • 自己管理がしっかりできる人
  • 車の運転が好きな人

実力でたくさん稼ぎたい人

繰り返しになりますが、タクシー運転手は個人の努力や工夫次第でたくさん稼ぐことができます。

売り上げが少ない場合は給料が減ってしまう可能性もありますが、基本的には個人の努力に応じて給料で評価される仕組みとなっています。
歩合の比率が高いほど給料は個人の頑張りに依存しますので、やる気のある人には向いています。現在の収入に満足できておらず「もっと稼いでやる!」という意気込みがある人にこそタクシー運転手はおすすめの職業といえるでしょう。

コミュニケーション力がある人

タクシー運転手は1日中ひたすら誰とも会話をせず運転しているイメージを持つ人も多いでしょう。

しかし、決して孤独でストレスがたまる仕事ではありません。実際はお客さん話す機会がたくさんあり、コミュニケーション力が必要とされる場面も多いです。

話すのが好きだったり、空気を読むのが得意なタクシー運転手なら、お客さんにも心地よく乗車してもらえます。お客さんとのコミュニケーションが良好であれば、指名制度により固定客が増えるかもしれませんね。

自己管理がしっかりできる人

タクシー運転手は仕事の進め方を自分で決めたりできるので自由度が高い反面、自分に甘えて怠けてしまったりすることもあります。
また、体が資本なので体調管理はもちろんのこと、睡眠不足にならないよう規則正しい生活をすることも重要です。

睡眠不足による小さな判断ミスや集中力の低下は、重大な事故につながってしまう可能性もあります。忙しい時間帯や夜間勤務であっても適度に休憩を挟むなど、自己管理がしっかりできる人におすすめです。

車の運転が好きな人

当然のことながらタクシー運転手は一日中車に乗っている仕事なので、運転が嫌いではない人におすすめの仕事です。

「いくら運転していても苦にならない」というくらいであれば間違いなく向いているでしょう。

【まとめ】それでも不安ならタクシー業界のプロに話を聞いてみよう

今回はタクシー運転手へ転職する際のさまざまな不安を一つずつ解説してきました。
まとめると、タクシー運転手はお金も稼げて働き方も選べるおすすめの職業です。ぜひ前向きに転職活動に取り組んでみてください。

もしすべての不安を取り除くことができない場合は、タクシー業界に詳しい専門エージェントに話を聞いてみるのもいいでしょう。
実際にタクシー運転手へ転職した方の体験談や、業界の裏話なども聞くことができれば、小さな不安がひとつひとつ取り除かれるはずです。

まずは、無料で相談できる専門エージェントへの相談してみてはいかがでしょうか。

この記事のまとめ

☑︎転職は誰でも不安なものだから気にしすぎない
☑︎転職の不安は根拠がない場合も多い
☑︎タクシー運転手の世界について知っていくことで不安は一つずつ解消される
☑︎それでも不安な場合は専門のエージェントに業界の話を聞いてみよう
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