今からタクシー運転手になるには?必要資格や会社選びなどの転職情報教えます!

自分の頑張りしだいで月収・年収を上げることができるタクシー運転手は、同じ正社員でも一般的なサラリーマンとは働き方が異なる独特な職業です。今回は、会社員に見切りをつけて自分の実力でのしあがっていくことのできるタクシー運転手に転職してみたいという方のために、タクシー運転手とはどのような仕事で、どんな資格を持っていればなれるのかなど、基本的な情報を詳しくお伝えしていきます。1日の業務の流れ・給料制度・平均収入などはもちろん、上手に稼ぐための秘訣や会社選びのポイントまで網羅的に解説しますので、転職を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね!

この記事を読んだらわかること

・タクシー運転手になるための必要条件とは?転職に必須の資格とは?
・タクシー運転手は稼げる?平均年収や給料制など転職に必須の情報
・タクシーの仕事はキツい?ドライバーの勤務形態
・タクシー運転手はどんなふうに仕事をする?1日の流れ
・タクシー運転手に転職するメリットとデメリットとは?
・タクシーで稼げるかどうか不安!収入を上げるコツとは?

タクシー運転手になるための必要条件とは?転職に必須の資格とは?

タクシー運転手は誰でも何歳でもすぐになれる職業というわけではありません。ここでは、タクシー運転手になるために必要な資格・試験・条件とは何かをご紹介します。タクシー会社に入る前に資格を取得しておくべきなのかどうか知りたい方の疑問にもお答えしていますので、ぜひお役立てください!

二種免許取得が必須!二種免許とは?

タクシー運転手として働くには、二種免許取得が必須条件です。二種免許とは、第一種・第二種とある自動車免許のうちの第二種運転免許のことで、普通自動車だけでなく、中型・大型・大型特殊・牽引といった種類があります。二種免許は満21歳以上にならないと取得ができないほか、いずれかの第一種運転免許を取得後3年以上が経過している必要があります。なお、タクシー運転手以外に、バスの運転手や運転代行業を行うのにも二種免許が必要です。

二種免許取得はタクシー会社に転職してからでOK

タクシードライバーにとって欠かせない二種免許ですが、絶対に取得しなければならないからと言って、タクシー会社に入社する前に取得しておく必要はありません。というのも現在、ほとんどのタクシー会社は、転職者および新入社員の免許取得を費用面およびノウハウ面でサポートしてくれるためです。タクシー運転手に転職したいと思い立った場合、自分自身の運転免許取得歴や年齢さえ条件に合致していれば、あとは「ココ!」と思ったタクシー会社の採用試験を受ければ良いのです。

東京・大阪・神奈川で営業するなら地理試験も必須

東京・大阪・神奈川の所定のエリアで営業をすることになるタクシー運転手は、各エリアのタクシーセンター主催の地理試験を受験し合格する必要があります。地理試験はそのエリアの道路や建物の名称・ルートなどに関する試験だけでなく、道路交通の法令に関する試験もあるので、難易度は低くはありません。実際の合格ラインは80%の正解率とされ、合格率は50%と言われています。実に2人に1人しか合格できない狭き門となっていますが、教育制度が充実しているタクシー会社なら、地理試験対策も万全です!

地理試験対策や費用もタクシー会社がサポート!

地理試験が必要なエリアを営業対象としているタクシー会社の多くは、受験の費用のサポートに加え、地理試験対策を立てて研修を強化しています。一人で地理試験に向けた勉強をする自信がない方は、こうした会社を選んで転職するのも良いでしょう!

心身の健康に問題がないことも重要

タクシー運転手はお客様の安全を守るために自分自身の健康状態を維持する必要があるため、乗務員の適性として、心身の状態が健康であることは外せない条件となります。特に二種免許の試験を受ける際には、視力・色彩認識力・聴力が一定の基準を上回っていないと受験資格が与えられません。心と体が元気でないと務まらない仕事なので、転職する前にご自身の健康状態をチェックしておきましょう。

タクシー運転手は稼げる?平均年収や給料制など転職に必須の情報

転職する理由に現職の給料への不満を挙げる人は多いですよね。タクシー業界への転職を考える人にとって、最も気になることの一つが実際の収入ではないでしょうか?ここでは、タクシー運転手の平均年収や給料制についてご紹介します!

タクシー運転手の給料は歩合制

タクシー運転手の給料は歩合制で支給されます。歩合制とは、所属するタクシー会社と乗務員の間であらかじめ取り決められた比率に応じて売上を分配する方法です。一口に歩合制と言っても、会社によって微妙に制度に違いがあります。ここではタクシー会社によく見られる主な給料の支給方法2種類を、メリット・デメリットを交えながら説明します。

完全歩合制

完全歩合制とは、歩合給のみで給料を賄う方法です。つまり、乗務員が出した売上が分配率に応じて支給されるということになります。分配率は会社によって異なりますが、概ね50%~60%です。あり得ない話ではありますが、売上がない場合には、労働基準法に基づき、最低賃金で計算された時給換算の報酬を得ることになるでしょう。このように完全歩合は、まだ経験が浅く売上が少ないドライバーにはたくさん稼ぎにくいというデメリットがある反面、営業のコツをつかんだ稼げるドライバーにとっては直接収入アップにつなげられるため、メリットが大きい支給方法と言えるでしょう。

固定給+歩合制

固定給+歩合制とは最小限の固定給を保証しつつも、基本的には能力に応じた歩合給の部分で、乗務員の売上実績に応じた収入が給与される制度です。新人ドライバーさんや営業に自信がない乗務員さんにとっては、業務に慣れながら最低限の固定給が確保できているという安心感も得られるシステムと言えます。現行では、完全歩合や固定給の占める割合が多い給料の支給方法よりも、歩合の方でより稼げる制度が主流となっています。

タクシー運転手の平均年収とは?

タクシー運転手の全国平均年収は360万円程度です。一見するとそれほど高い値には見えませんが、タクシー運転手には幅広い働き方があり、ゆったりと働く年金受給者の方や週に何日か日中のみ働くパート社員もいるため、全国で均すとどうしても高い水準にはなりにくいのです。ちなみに女性ドライバーの全国平均年収は約306万円で男性より低い水準となっているのは、待遇に男女格差が存在するからではありません。女性ドライバーは夜勤を避けて働く傾向が強いため、報酬の高い夜勤分の報酬を得ていないことから、平均年収に男女差が出ているものと思われます。

タクシー運転手の年収は働くエリアによって大きく違う!

一言でタクシー運転手と言っても、東京をはじめとした首都圏や大阪等の都市部で営業する乗務員と地方のドライバーとは収入に差が出てきます。物価にも違いがあるため、都市部と地方のドライバーの生活水準を単純に収入差のみで比べることはできませんが、東京だけで乗務員の平均年収を調べてみるとその値は420万円で、全国平均より60万円高い水準となっているのです。しかも、これはあくまで平均値であり、東京には年収600~800万円程度稼ぐ運転手さんも珍しくありません!

タクシーの仕事はキツい?ドライバーの勤務形態

タクシー運転手には多様な働き方があり、会社によってはパート・アルバイトとして雇ってもらえる場合もあります。また、将来の目標にために昼間勉強している人や別の仕事をしている人などが、副業として乗務員になることを認めているタクシー会社もあります。ただし、タクシー運転手に転職したら、基本的にはここでご紹介する3つの勤務形態のいずれかで働くことになるでしょう。会社によっては、求人公募の段階で働き方を限定している場合もあるので、どんな勤務形態が自分に合っているのかを知っておくことが大事です!

勤務形態①昼日勤

昼日勤とは、一般的な会社員などと同じように、朝から夕方まで働くスタイルのことをいいます。タクシー会社によって始業時間はいろいろですが、概ね朝7時~夕方4時か、もしくは朝8時~夕方5時といった勤務の仕方が多い印象です。休日もタクシー会社や個人の契約によって異なり、採用試験を受ける前に調べておく必要があります。日勤の方は家庭やお子さんのある方も少なくないため、土日を公休としている乗務員もいます。

勤務形態②夜日勤

夜日勤とは俗に言う夜勤のことです。タクシー業界の夜勤では深夜割増料金が発生する時間帯に働けるとあって、昼日勤よりも収入が良い働き方となっています。通常は夜6時~深夜2時、夜7時~深夜3時といった勤務となるのが一般的です。勤務終了後は「明番」といって必ず休日となります。一般的には夜勤だけでシフトを決める会社は少なく、昼勤務と織り交ぜながらの働き方となるでしょう。

勤務形態③隔日勤務

隔日勤務とは、文字通り1日おきに業務を行うというタクシー運転手特有の勤務形態です。隔日勤務の始業時間も会社や勤務ごとに異なるため一概には言えませんが、午後2時~翌朝10時や朝9時から翌朝5時といったいくつかのパターンを組み合わせるケースもよくります。いずれにしても、一勤務につき20時間程度拘束されることとなる働き方です。ただ、隔日勤務は一勤務の中で必ず3時間以上の休憩を取らなければならないほか、勤務明けが必ず休みとなるので、月間の勤務日数は13日程度となり、休息対する意識やルールは他業界以上に厳しくなっています。隔日勤務は、一度にたくさん働いて自分の時間もしっかり確保したい方には最適な勤務形態と言えます!

タクシー運転手はどんなふうに仕事をする?1日の流れ

タクシー運転手は一般的なサラリーマンとはかなり違う働き方をします。出勤・退勤の時間や拘束時間はドライバーによりけりですし、休憩時間もドライバー自身が決めて取ります。ここでは、タクシー運転手がどんな1日を過ごすのかをご紹介します。ちなみに、ここでご紹介するのは、タクシー運転手ならではの勤務形態である「隔日勤務」で働いた場合の1日です。

出勤したらまずは呼気検査

タクシー運転手は出勤したら、まずは呼気によってアルコール濃度を測る検査を受けます。この検査で少しでもアルコールが検知されれば、営業を行うことはできません。アルコール検査を終えたら、車両点検や清掃など自分が担当するタクシー車両の確認を行います。タクシー車両は会社もちで、2人の乗務員で一台を使うケースが主流です。点検作業が終わると、点呼を済ませていざ営業へ!

定められた休憩時間を取りながら営業

点呼後はタクシーに乗り込んで出庫します。営業方法は、街の中を走行し手を挙げられるなどして乗車申し込みされたお客様をお乗せする「流し」営業や、駅・ホテルなどタクシー専用の待機所があるスペースで順番待ちをする「付け待ち」営業などの種類があります。もちろん、会社からの配車要請やご予約になった乗客への対応などもこなします。

残業はなし!

タクシー業界は、隔日勤という長時間拘束の働き方がある点や夜勤も多い点から「ブラックな業界なのではないか」と心配されることがあります。しかし、タクシー運転手は日勤・隔日勤務ともに月間の就労時間の上限が厳しく、上限を超えた乗務は不可能です。

タクシー運転手に転職するメリットとデメリットとは?

タクシー運転手の給料や働き方などについて解説してきましたが、例えば一般的なサラリーマンなどからタクシー運転手に転職することで得られるメリットとはどのようなものでしょうか?ここでは、タクシードライバーという仕事のメリットとデメリットをご紹介します!

タクシー運転手に転職するメリットとは?

転職してタクシー運転手になるということは、原則的にタクシー会社に入社し社員になるということです。ですが実際の働き方は一般的な会社員とはかなり異なります。ここではタクシー運転手に転職することのメリットを見ていきましょう!

頑張りしだいで給料が上がる!

記事の前半で解説したように、タクシー運転手の給料は歩合制です。固定給との併用制であっても収入をの高低を左右するのは歩合の部分なので、頑張った人ほど多く稼げる仕組みとなっています。一般的なサラリーマンは固定給なので、サボっている同僚と同じ給与なのがばかばかしくなるということもあるでしょうが、タクシー運転手はしっかり稼げばしっかり収入に反映されます。また、仕事でステップアップする実感が欲しい人や、分析・戦略を立てて行動するのが得意な方にとっても、努力が結果に繋がりやすいタクシーの仕事はおすすめです!

働き方が多様

タクシーの仕事は昼日勤・夜日勤・隔日勤務を組み合わせたシフト制で働く場合や、隔日勤務を専門的にこなすスタイルなどがあるほか、例えば主婦の方なら日中だけ、昼間勉強したい場合には夜勤を多く、など乗務員それぞれのライフスタイルに合う働き方ができます。年金受給額が下がらないように勤務時間を調整するドライバーがいるのも、平均年齢の高いタクシー業界ならではです。もちろん、求人している時点で「隔日勤務ができる方を募集」というように限定的な募集をかけている会社もあります。

人間関係の煩わしさが少ない

タクシーは一度業務が始まれば1人で営業活動を行います。横の繋がりが強い職場であるため、先輩や同僚からアドバイスを受けることはできますが、基本的には1人なので「一日中、苦手な上司と同じオフィスで働かないといけない」というような悩みとは無縁です。会社を辞める人の中には人間関係が嫌になったという理由を挙げる方が多いですが、人との関係に振り回されずマイペースに働きたいという人には、タクシーの仕事は最適と言えるでしょう。

タクシー運転手に転職するデメリットとは?

タクシー運転手は頑張って売上を上げれば給料に反映され、働き方も自由な魅力ある仕事ですが、だからと言って誰にでもおすすめできるわけではありません!ここではタクシーという仕事のデメリットを見ていきましょう!

運転が嫌いな人にはできない

タクシー運転手の主な業務は運転してお客様を目的地まで送り届けることです。運転するのが苦痛な方にとっては、これほど向いていない仕事はありません。ただ、運転が得意とは言えないけれど好きだという場合には、教育制度の充実したタクシー会社に入ることで実力をつけていくことも可能です。

安定を求める人には向かない

タクシー運転手ならではの歩合制給料は、貪欲に営業する人にとっては魅力がありますが、言われた仕事をこなして毎月安定的に給料を貰いたいと考えているようなタイプの方にはシビアです。チャレンジ精神に乏しい方には難しいと言わざるを得ません。

タクシーで稼げるかどうか不安!収入を上げるコツとは?

タクシー運転手への転職に興味があるけれど、いざやってみて全然稼げなかったらどうしよう!と不安に思われている方もいるのではないでしょうか?ここでは、タクシー運転手として新人時代から着実に収入を上げていくためのコツを伝授します!

タクシー業界には売上を上げるためのノウハウがある!

タクシー運転手は、時間帯に応じて変化する「稼げるスポット」を学んでいくことによって、売上を上げていくことができます。需要のある時間に適切な場所で営業を行えば、自然にお客様を多く乗せることができるので、空車で走る距離が減り、実車率が向上するのです。また、道路やルートごとの特徴なども、営業を重ねたり先輩ドライバーなどから教えてもらったりしていくうちに身についていきます。ドライバーは手探りや運頼みで営業しているわけではないので、真面目に勤務していれば、それほど心配しなくてもノウハウを身につけながらしっかり稼げるようになるでしょう!

稼げるエリアで営業することも大事

タクシー運転手の給料について解説した章でもご説明しましたが、タクシー運転手の収入は乗務するエリアによってかなり幅があります。運転の仕事が好きで、地元で乗務したいという方にとっても適した職業ではありますが、とにかく大きく稼げるようになりたいという方は、タクシー需要が桁違いに多い東京をはじめとした都市部のタクシー会社に入社することが大事です。

稼げるタクシー会社に転職することがかなり重要!

タクシー運転手になって稼ぐための下準備として重要なことは、稼げるタクシー会社に入社するということです。タクシー会社はどこも同じではなく、規模の大きな会社や歴史のある会社ほど、稼ぐためのノウハウを持っています。大手タクシー会社は顧客が多いことに加え、専用乗り場があったり知名度の高さから営業がしやすかったりと、メリットが豊富なのです。手っ取り早く稼げるようになりたければ、ブランド力のある大手タクシー会社を狙うのが得策と言えるでしょう!

優良なタクシー会社を選ぶためのポイント

転職先に稼げるタクシー会社を選ぶためには、まず自分が希望する労働条件は何かを洗い出すことが大切です。勤務形態や収入の目安のほか、福利厚生・教育制度など、人によって重要視する点は異なります。どんなに実績のある会社でも、自分が求める条件を備えていなければ、せっかく転職しても働きづらく、すぐ嫌になってしまいかねません。

優先したい条件を絞ったら、次はタクシー業界に詳しい人にどの会社が良いか相談しましょう。タクシー業界は独特な世界で、外からはなかなかわからないことも多いので、業界ツウの人から助言を受けるのがベストです。知人でタクシー業界の方がいる場合は相談に乗ってもらうのも一案ですが、知り合いですと、嫌なことを嫌と言えずにかえって転職が思うように行かない場合も考えられます。

もし転職に関してアドバイスが欲しい場合は、タクシー会社への転職に特化したプロのコンサルタントに相談されることをお勧めします。弊社プロタクはタクシー業界の隅々までを知り尽くし、各方面に太いパイプを持つコンサルタントです。ご紹介したタクシー会社へ転職された方のほとんどが離職することなく業界で活躍しています。タクシーで稼いでみたいという方は、ぜひプロタクまでお気軽にご相談ください!

【まとめ】いいタクシー会社に入れば未経験でも稼ぎやすい!

今回は、タクシー運転手への転職に興味をお持ちの方のために、タクシー業界の実情をご紹介してきました。タクシーの仕事は体がキツいとか拘束時間が長いなどと噂されますが、実は勤務時間・休憩時間・休日などに関して大変厳しいルールのあるクリーンな業界です。収入は頑張った人がたくさん貰える歩合制で、待遇には男女格差もありません。乗務員として収入を上げていくには、経験を積んだり会社のノウハウを活用したりしていくことが大事ですが、転職する前に稼げるエリアの稼げる会社に入社することがまずもって重要となります。タクシー業界への転職を真剣に検討されている方は、ぜひプロタクに会社選びのお手伝いをさせてください。あなたに最適な稼げる会社へ橋渡しします!

この記事のまとめ

・タクシー運転手になるには二種免許取得が必須!営業エリアによっては地理試験合格も必要
・タクシー運転手は歩合制給料。頑張って売上を上げればその分収入アップ!
・タクシー運転手は昼・夜勤以外に隔日勤務という働き方がある。拘束時間は長いが休憩や休日が保証されている
・タクシー運転手が稼げるようになるには本人の頑張り以外にも営業エリアや所属会社選定も重要
・タクシー運転手への転職に成功させるためには会社選びでつまずかないようにしよう!
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