平均年収が高いタクシードライバーの特徴とは?稼げる人と稼げない人の違いは?

投稿日:2020年7月17日 | 最終更新日:2022年9月15日

「タクシードライバーは稼げる」という噂を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?ところが逆に「タクシードライバーは稼げない」という話を耳にしたことがある人もおられるはずです。一体どちらが本当なのでしょう。今回はタクシー業界で稼げる人と稼げない人の違いを解説します!そもそもタクシー運転手はどのような形態で給与を貰っているのか、稼げる運転手に共通する特徴や稼ぐためのテクニックなど、タクシードライバーが稼ぐための情報をわかりやすくお伝えしていきます。タクシー業界への転職に興味をお持ちの方はもちろん、なかなか収入が上がらない現役ドライバーさんもどうぞ参考にしてください!

この記事を読んだらわかること

☑︎そもそもタクシードライバーの給与事情はどうなっている?
☑︎収入が良いタクシードライバーが重視している点とは?
☑︎収入が良いドライバーならではの行動パターンがある!
☑︎実は重要!稼げるドライバーはセルフケアが上手い!
☑︎収入高いタクシードライバーだけが実践する裏ワザとは?
☑︎収入が上がらないタクシードライバーの共通点
☑︎収入が低いタクシードライバーは会社選びを失敗しているかも!

そもそもタクシードライバーの給与事情はどうなっている?

タクシーで稼ぐコツをお伝えしていく前に、そもそもタクシードライバーの収入はどのくらいなのかを知っておく必要があります。ここではタクシードライバーの給与形態や平均年収、ドライバーによる収入差などについて解説していきます!

タクシードライバーは歩合制給与

タクシー会社に所属してドライバーとして働く場合には、歩合制で給与を支給されるのが一般的です。固定給と歩合制を組み合わせた給与制を採用している会社もありますが、歩合制によって収入が大きく左右される点では同じと言えます。歩合制はタクシー会社と雇用するドライバーの間で契約された歩合率によって売上の配分する給与方法です。大手タクシー会社の多くは歩合率を50~60%としています。あるドライバーがひと月70万円を売り上げた場合、歩合率が60%の会社で働いているドライバーの給与は単純計算で42万円ということになります。

タクシードライバーの平均年収は?

タクシードライバーの全国平均年収は300万円程度です。意外と少ないと思われる方もいるかもしれませんが、これはあくまで平均値。副業としてごく短い時間をタクシー業務にあてている人から東京などタクシー需要の多い都市部で最大限稼いでいるドライバーまで、全てを対象とした平均なのです。また、個人タクシーのドライバーは原則的に売上が全て自分の収入となるので、会社勤務のいわゆる法人タクシー乗務員よりも50万円ほど平均収入が高くなります。参考資料として一般社団東京ハイヤー・タクシー協会が東京都のタクシー乗務員の平均年収を公表しています。

タクシー乗務員の現状

一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会・データラブラリー・東京のタクシー2022より引用

個人差や地域により平均年収には違いがある

タクシードライバーは働き方が多様であり、年金受給額が下がらない程度に稼ぎたいという高齢のベテランドライバーもいれば、夫の扶養内で稼ぎたい主婦の方もいるほか、副業やバイトとして労働時間を調整しているドライバーもいます。また、タクシーの需要が高いエリアとそうでないエリアでは、ドライバーの収入ももちろん差が出ます。都心部なら年収500~600万円を稼ぎだすドライバーも珍しくないという現状を知っておくべきでしょう。

コロナ禍どの業界も大打撃を受け、タクシードライバーも売上が一時期は8割、9割減というような時期もありました。タクシーは国から認可を受けた公共交通機関です。個人や企業の存続のため、各種補助金、助成金を享受しつつ、2021年には1年の7割以上が行動自粛という困難な状況を乗り越え、2022年9月時点で業界全体としてコロナ以前の9割まで回復したといわれています。しかし、こういった状況でも以前苦境に苦しむドライバーや企業があるのも事実ですし、一方でコロナ以前よりも給料が高くなったドライバーや過去最高収益を出している企業もあります。実際のところ、今タクシードライバーがどれくらい稼げるのか?事実を知りたいという方もおられると思いますので、ごく一部ではありますがタクシードライバーのリアルな給料事情を知りたい方は以下のリンクをご覧ください。

収入が良いタクシードライバーが重視している点とは?

よく稼ぐタクシードライバーは運がいいと思っている方はいませんか?良い収入を得ているタクシー運転手の多くは、戦略的に業務を行っています。ここでは、収入が良いタクシードライバーが、営業する際に重要視しているポイントとは何なのかをご紹介します!

タクシードライバーの稼げるレベルの「数値化指標」を意識している

タクシードライバーとして稼げるかどうか、実は数値化できる指標があります。あくまで目安ではありますが、その指標のことを「実車率」といいます。実車率とは、「(お客様がご乗車になって走行した距離÷総走行距離)×100」で求められる値です。これは1勤務あたりタクシーを走行させた総距離のうち、お客様を乗せていた時の走行距離の割合を示します。実車率が高ければ高いほど無駄に走行している距離が少ないということであり、売上を出す効率が良いことになります。稼げるドライバーは単純にいくら売上があったかというよりも、効率よく稼げているかどうかを気にするのです。

例.実車率55%のドライバー・1日の総走行距離300キロ
・お客様がご乗車になって走った距離165キロ
(165キロ÷300キロ)×100=55%

となります。

月収50万以上を稼ぐために実車率を意識することは不可欠

平均月収50万以上を稼ぐためにがむしゃらに走ればよいというものではありません。タクシー業界内ではだれでもが知っているルールではりますが、業界外には知られていないルールがあります。それは1日の走行距離に限度が設けられているというもの。これは道路運送法の第22条(乗務距離の最高限度等)にて定められています。

最高限度距離を意識せずに仕事をしてしまうと都内に関しては売上が税込み77000円が頭打ちになってしまいます。会社によって賃金形態は異なりますが、税込み77000円が月収50万円となります。

次項のお客様単価の部分でも触れている内容ですが、プロタク運営のyoutubeにて「高額単価を狙いたい」という質問にお答えする動画の中で実車率の重要性を説明しています。8万以上の売上を目指したい、高額単価を狙いたい方は以下の動画もご参考ください。

お客様単価を上げること

お客様1人あたりのタクシー料金もまた、効率的に乗務できていたかどうかを知るための指標となります。1日の売上が5万円で総客数が30人だった場合のお客様1人あたりの乗車料金単価は1666円ですが、総客数が25人であれば単価は2000円となります。お一人あたりの単価が高くなれば、より高効率で同じ売上を上げることができるというわけなのです。ではそのお客様単価をどのように上げたらよいのか?空港や新幹線の駅、そして都内であれば銀座がお客様単価を上げられる確率が高い営業場所となります。ただし、多くのドライバーが単価を上げたいという思いを持っているのでこれらのエリアにはライバルが多いのも事実です。ライバルだらけの中でいかにして単価を高めることができるのか?精度を高めるにはやはり経験が必要となります・・・

新人ドライバーでも高い収入を得るためにできること

前述で収入の高いドライバーは実車率とお客様単価を意識している話をしました。ですが、後者には経験値が必要。ですから新人ドライバーが高い収入を得るためにまず注力すべき点は実車率の向上となります。とは言え、実車率を気にすると口で言うのは簡単ですが、こちらもタクシー運転手に転職したばかりの新人さんはなかなか簡単に実践できるものではありません。しかし、まだ業務に自信がないうちからでも、実車率を上げるためにできる努力はあります。それは「回数」を意識することです。その日の最終的な実車率にまでは頭が回らなくても、お客様単価が低くても、とりあえず乗務中一回でも多くお客様をお乗せする機会を増やすよう努力しましょう。そうすれば自ずと実車率が上げていくことができます。

営業回数は安定した収入に不可欠

都内のタクシードライバーの平均営業回数、つまりお客様の乗車組数は23.1組。そして1日当たりの平均売上が42,309円です。※
これらの数字はあくまで平均値。都心五区と言われる港区、千代田区、中央区、新宿区、渋谷区のエリアは1日を通して人口密度が高いため、必然的に営業回数は概して平均値よりも上にあります。一方で都内でも郊外の駅に関しては人口密度が低いので、通勤や帰宅時には一時的に需要は大きくなる場所もありますが、1日を通して営業回数は概して平均値の下に位置します。前項の新人でも高い収入を得るためにできることは【朝の通勤ラッシュで駅を中心に営業し、日中は人の集まる都心部、夕方以降は郊外の駅中心に営業する】ことを意識的に組み立てると営業回数を増やしていく可能性は高いです。

一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会・データラブラリー・東京のタクシー2022の40頁記載、年度別特別区・武三地区タクシー輸送実績令和3年4月~令和4年3月のデータより算出)

新人ドライバーが目指すべき営業回数

ベテランで売上上位のドライバーともなると営業回数を50回で8万以上の売上を誇るドライバーもいます。ドライバー全体の平均回数が23回、売上上位クラスだと50回以上、この数字を踏まえた上で新人のタクシードライバーが目指すことができる現実的な営業回数をお伝えします。

  • 8時出庫の翌4時帰庫の隔日勤務。
  • 8時~18時までは1時間当たり3回、18時~22時までの割増料金が始まるまで2回、22時以降営業終了までは1回。

以上の2点を踏まえると

  • 8時~18時=27回(休憩1時間除く)
  • 18時~22時=9回(休憩1時間除く)
  • 22時~4時=4回(休憩と帰庫回送併せて2時間除く)

総営業回数は40回。ここが新人タクシードライバーがまずは目指すべき営業回数です。

目指すべき営業回数を算出しておくと1日あたりの目標売上を立てることができます。

そして目標売上を立てることができれば目標収入を算出することができますので、次項で説明していきます。

乗務開始一か月目の新人タクシードライバーの月収は〇〇円

  1. 前述の営業売上(42,309円)÷営業回数(23.1回)で平均単価1,831円という数字を割り出すことができます。シビア目に見て単価を1500円と計算。1,500円×40回=60,000円という数字が割り出せます。
  2. 税込み60,000円ということは税抜き54,000円。仮に隔日勤務で11乗務(休日出勤なし)で乗務すると月間の売上は594,000円。月間の総売り上げのざっくり半分としても297,000円が都内で乗務開始1か月目のタクシードライバーが無理の無い範囲で見込める収入となります。(賞与は除く)

そんな杓子定規にいかないのでは?と不安を感じる方もおられるかもしれません。そもそも1日当たりの平均売上が42,309円なのに、新人がその数字を1万以上上回るなんて非現実的と捉える方もいることでしょう。実は平均売上には下方修正されてしまうカラクリがあります。それはタクシードライバーの約4割が年金を貰いながらお仕事されており、年金受給のため給料を調整している居るのです。セーブをせず、サボらず、やる気を持って計画的に営業すればタクシードライバーとして収入を安定させることはできます。

また、この設計図通りにしなくてはならないというわけでもありません。しかし、今までに行ったことがない目的地へナビを使って進行するのと同様に目標設定というのは目標売上という目的地へ向かって安定してたどり着くためのナビと同じような役割なのです。だからこそ、目標設定は安定した収入のためには必要不可欠なのです。目標を立て、クリアできるときもあればクリアできない時もあります。そして新人さんであれば達成できない可能性も高いでしょう。ではどうすればよいのか?というのは次項にてお伝えします。

 

収入が良いドライバーならではの行動パターンがある!

平均年収が高いドライバーがそれぞれに独自の戦略を持って業務にあたっているのは間違いないでしょう。しかし、優秀な乗務員に共通する基本的かつ重要な行動パターンが見られることも確かです。ここでは、稼げるタクシー運転手に特有の行動の仕方をご紹介します!

立ち回り方を計算

タクシードライバーは「いつどこで何をする」かが非常に重要です。タクシーでお客様をお乗せするためには、タクシーをお求めの方を探して街中を走行する「流し」と、駅・空港・ホテル・大型商業施設等、タクシー専用の待機場所がある所で順番を待つ「付け待ち」という主に2つの営業方法があります。この2種類を戦略的に組み合わせ、いかに無駄な走行を減らすかを考えているドライバーはよく稼げる人です。また、流しにしても付け待ちにしても、何時にはどの辺りにニーズが多い、曜日によってはあちらの方が需要が高まる、といったように臨機応変に流れを読む力も試されます。これは、ドライバー本人の経験によって蓄えられた統計と次にご紹介する周囲から貰う情報が物を言います!

常に情報収集

タクシーは、ドライバー一人一人が担当車両で業務にあたる孤独な仕事という一面があります。しかし、同じ営業エリアや顧客を抱える仲間同士、常に情報交換もさかんに行われます。このような横のつながりを活かし、タクシー需要の多い場所・時間や工事や変更などの交通情報のほか、接客に関する悩みなど、先輩や同僚ドライバーと情報や意見を交換することがとても役に立ちます。日頃自分から進んで情報収集することも大事ですが、どうしても見落としていることや知らないことがあるものです。イベントが開催される日時などをこまめにつかんでおけば、立ち回り方の選択肢も増えて商機が広がります。

PDCAサイクルを回している

PDCAサイクルとは、業務等を行う順番のことで「P(計画)・D(実行)・C(評価)・A(改善)」を表します。何が無駄で何が適切でなかったかなど、業務内容の問題点や課題を常に反省して改善しそれでうまく行くかどうか観察し、さらに手を加えていけば、常に仕事の質を向上させていけるという考え方です。これはあらゆる職業に共通してできる業務改善のやり方ですが、タクシー運転手も毎日これを実践することで、より効率の良い営業のやり方に気づくことができます。また、弱点を減らし、自信のある部分を伸ばしていくのにも効果的です。

実は重要!稼げるドライバーはセルフケアが上手い!

一人で営業活動を行うタクシードライバーは、心身のメンテナンスにも気を配る必要があります。自己管理が上手にできない人は、やる気や集中力に欠け良いパフォーマンスができにくく、売上が悪くなる傾向が強まってしまうのです。ここでは、タクシー運転手がより良い状態で業務にあたって最大限の成果を出すために、セルフケアで注意すべき点をご紹介します。

ストレスを溜めない

ストレスなく仕事をしていくことは難しくても、なるべく溜めないようにすることで心身の負担を減らすことは可能です。私生活で生じた問題はなるべくその都度解消していくとして、仕事の中でのストレスは、労働環境による不満が占める部分も大きいでしょう。可能な限り快適な環境で業務を行うためには、とにかく自分が納得した条件で働くことが大前提です。「この条件では後々ストレスになるだろう」という不安を抱えたままで仕事を始めても良いことはありません!

効率的に休憩・休日を取る

タクシーは一回の勤務が長時間に及びがちです。業務中の休憩をいかに上手に取るかが、その後の営業時間の集中力を左右します。稼げる時間帯や場所を知りながらそこで休憩を取ってしまい、タクシーニーズの少ない時間帯に無駄な流しをしていては効率が悪くやる気もどんどんなくなってしまいます。後先のことをしっかりと計画しながら、ドライバー自身の心身になるべく負担がかからないような休憩の取り方ができるようになれば、戦略どおりに稼げるドライバーに近づいている証拠と言えるかもしれません!また、効果的にリフレッシュできるような休日の取り方も工夫が必要です。

悩みを1人で抱え込まない

特にまだ業務に慣れない新人ドライバーの間は、ちょっとしたことでもわからずに不安に陥ってしまう時が誰にでもあります。大事なのはその不安を放っておくことです。不安があれば仕事に集中することは難しくなりますし、そもそも毎日生き生きと活躍することができません。不安を打ち明けられる環境があることが何よりも重要であり、タクシードライバーにとっては業務面での悩みを相談できる会社のサポート体制や、先輩同僚に話をしやすい風土が会社内にあるかどうかが一つのポイントにもなるでしょう。

収入が高いタクシードライバーだけが実践する裏ワザとは?

稼げるタクシードライバーは、仕事の効率を上げるための基本行動を徹底しているだけではありません。各ドライバーがそれぞれに、裏ワザ的なコツを豊富に持っているのも確かです。ここでは、収入の良いドライバーが実践している裏ワザの一部をご紹介します!

個人タクシーが多い場所で付け待ちする

個人タクシーの事業主となるには一定以上の実績が必要であり、この水準はかなりハードルが高いものです。効率良く稼ぐ方法を知り尽くした個人タクシーのいるところに上質な顧客あり!付け待ちする場所などは個人タクシーが多く集まっているポイントを狙って行ってみると良いでしょう。

信号待ちの際はできるだけ左車線&先頭

タクシーにお乗りいただきたい場合には、適切かつ迅速に停車できるよう左側斜線を走行するしかありません。お客様の方もできるだけ安全に、焦らず乗車したいとお考えになるのが一般的なので、交差点付近でタクシーを拾おうとするケースが目立ちます。赤信号になった時速やかにご乗車いただけるよう、タイミングを合わせて左斜線の先頭で停車できるように加減をするのも大事なテクニックです。

大きなイベントに応じて営業場所を変える

タクシー業務では、朝は都心部へ向かわれるお客様を乗せるための流しを行い、日中は仕事や観光などでポイントからポイントへの移動をされる方のために繁華街で営業を行うなど、TPOに合わせた立ち回りが要求されます。こうした基本行動に加え、大きなイベント開催時には、そのイベントが終了する時間をチェックしておき、お帰りになる方の需要に応えられるように立ち回り方を逆算して決めておくと無駄がありません。

収入が上がらないタクシードライバーの共通点

収入が良いタクシードライバーの基本行動や裏ワザをご紹介してきましたが、それでは逆にいつまで経っても収入が上がらないタクシードライバーとはどのようなタイプの人でしょうか?ここではなかなか稼げないタクシー運転手に共通する特徴をご紹介します!

自己管理が下手

体調管理がうまくできない人はなかなか業務に集中することができません。タクシードライバーの仕事は運転中でも効率的に動くための動線を常に考えなければならず、睡眠不足・運動不足などの不摂生による体力低下は業務に悪影響を及ぼしかねません。いつもベストな状態を保てる努力ができない人は、お客様から支持されるドライバーになることが難しいと言わざるを得ないでしょう。

新しい営業エリアを開拓しない

決まりきった営業ばかりしていても、なかなか売上は伸びません。いつもならうまくいく立ち回り方では稼げない時に、いくつものパターンを持っていればお客様をお乗せできる確率がグンと高まります。このようなパターンを身につけるには、新たな営業エリアを日頃から開拓しておくことも大事です。また、景気が悪い時期やウイルス性感染症の流行時などは、変則的な行動パターンを取らないと売上が落ちる一方になってしまう場合もあります。状況が変化してもいつも同じ立ち回り方をしているドライバーは注意が必要です!

給与が安くても妥協してしまう

理想の給与からは程遠い収入だったとしても現状に満足してしまうような、向上心やハングリー精神のない人はなかなか稼ぎが増えないでしょう。タクシードライバーは自分の頑張りで売上を伸ばしていくものであり、その売上がそのまま給与額に反映されます。少しでも売上を上げて取り分を増やしたいというモチベーションがないと収入を増やすことは難しいのが現実です。また、タクシー会社に入社する当初、給与条件・歩合率などをきちんと確認しておくことも忘れないようにしましょう。

収入が低いタクシードライバーは会社選びを失敗しているかも!

収入が良いタクシードライバーは、総じて自分なりの努力を惜しまないものですが、実は給与の良さはドライバー自身の努力だけではどうにもならない部分があるのも事実です。そもそも入社したタクシー会社に稼げない原因が潜んでいる可能性も大いに考えられます。ここでは稼げるタクシー運転手になるために選びたい優良なタクシー会社を見極めるポイントをご紹介します!

会社自体が稼げるノウハウを持っているかどうかチェック!

ドライバーが個人的に努力しなければならないことはいろいろありますが、そもそも所属するタクシー会社に稼ぐためのノウハウがなければ限界がすぐにやってきます。歴史やブランド力のある大手タクシー会社は質の高い顧客を抱えているだけでなく、会社によっては専用の待機場所なども持っています。配車や予約もネームバリューのある大手企業の方が選ばれる傾向は明らかです。稼ぐためのノウハウを持つ会社に就職することこそ、収入の良いタクシー運転手になる近道と言えるでしょう!

希望の労働環境が整っているかどうかチェック!

労働意欲を高めるためには、納得した快適な環境下で働くことがきわめて重要です。タクシー会社を決める時には、給与だけでなく売上の歩合率など細かな面も確認しましょう。また、働き方や休日の取り方が希望に合っているか、福利厚生が充実しているかもしっかりと見ておく必要があります。特にタクシー業界未経験の方は、会社の教育・研修制度が整っているかどうかも要確認!今時は常識の範囲内ですが、資格試験等を費用面から面倒見てくれる会社を選ぶことも大切です。

タクシー会社の実際の社風をチェック!

人間関係に煩わされにくいのがタクシー業界のメリットですが、それでも一人業務ならではの孤独や悩みもあります。会社の上司や周囲の先輩・同僚などに悩みを相談しやすい雰囲気のある会社かどうか、採用試験を受ける前に調べておくと良いでしょう。転職サイトにはいいことが書いてあっても、実際の社内の雰囲気は外からはなかなかわかりづらいのが現実です。主婦や育児中の方を歓迎するタクシー会社も増えていますが、本当に女性が働きやすいように工夫しているかどうかを見極めてから採用試験に臨まれることをおすすめします。

タクシー会社選びにはプロの力を借りるのがオススメ!

転職希望者が望む条件を満たすタクシー会社を選ぶのは、実は非常に難しいことです。どの企業も求人サイトには良い条件を提示していますが、実際の雰囲気は条件だけ見ていてもほとんどわかりません。そこで強くおすすめしたいのが、タクシー業界を知り尽くした転職コンサルタントへのご相談です。弊社プロタクは、転職を希望する方の目線に立ち、その人が納得して快適に稼げる環境のある会社をご紹介します。また、業務におけるアドバイスや研修も、動画などを用いてわかりやすくレクチャーしています。自分の頑張りがそのまま給与に反映される仕事の仕方がしたい!そんな方は、ぜひプロタクまで一度お問い合わせくださいね!

【まとめ】収入が良いタクシードライバーは稼げる環境下にある!

タクシードライバーは稼げるとか稼げないとかいろいろな噂がありますが、「稼げる人もいるし稼げない人もいる」というのが実際のところです。稼げるタクシー運転手は、いかに効率的に立ち回るかを常に念頭に置いています。そして集中力を持って働くための自己管理にも気をつけています。しかし、それだけでは収入が上がらないのもまた現実。稼げるノウハウをしっかりと持った資金力のある大手タクシー会社に勤務することも収入を上げるためには大事な要素です。できればタクシー需要の高いエリアの優良タクシー会社に入って、快適な環境下でしっかり稼ぎましょう!

この記事のまとめ

☑︎収入の良いタクシードライバーは実車率にこだわり効率良く立ち回っている
☑︎収入の良いタクシードライバーは売上を下げないための裏ワザを独自に持っている
☑︎収入の良いタクシードライバーは自己管理が上手
☑︎収入の良いタクシードライバーは稼げるノウハウを持つ優良なタクシー会社に所属している
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