40代でタクシー運転手に転職!タクシー運転手への転職がおすすめの理由

投稿日:2020年9月1日 | 最終更新日:2020年9月1日

40代はまだまだ働き盛りの年齢であり、転職活動をしている人も少なくありません。40代の人が形成してきたキャリアは人によって様々ですが、一般的に未経験の職種への転職はやや厳しいとされています。そんな40代の人が未経験で転職をするのにおすすめなのがタクシー運転手です。

今回の記事では、なぜ40代での転職にタクシー運転手がおすすめなのかを具体的に解説していきます。また、40代でタクシー運転手に転職するために必要な資格やスキル、転職の際に気を付けるべきポイントも合わせて紹介しています。タクシー業界へ転職を考えている人はぜひ参考にしてください。

この記事を読んだらわかること

☑40代でタクシー運転手に転職をすることはできるのか
☑40代でのタクシー運転手への転職がおすすめな理由
☑40代でタクシー運転手に転職するのに必要な資格やスキル

40代でタクシー運転手への転職は可能?

未経験から40代でタクシー運転手に転職することは現実的に可能なのでしょうか?ここでは40代のタクシー運転手の転職事情について解説をしていきます。

タクシー業界は40代からでも遅くない

まず、タクシー会社はドライバーの募集に「年齢不問」としていることが多いです。タクシー運転手の仕事は、特別なスキルなどは必要なく、健康面などに問題さえなければ年齢に関係なく始めることができるものです。そのため、タクシー業界へ転職をするのに40代という年齢は問題にはなりません。

また、40代であればタクシー運転手としてのキャリア形成にも十分間に合います。タクシー運転手は個人の売上が全てなので、業績を挙げ続けていればどんどんキャリアを伸ばしていけます。これまでの社会人経験や知識を活かしてすぐに稼げるようになる人もいます。なのでタクシー業界へ飛び込むのは、40代からでも全く遅くありません。

40代は十分な戦力として期待される

近年ではタクシー業界の高齢化が進んでおり、ドライバーの平均年齢は60歳前後とされています。タクシー業界は若い人材が常に不足しており、今後は更なる高齢化が進んでいくことも予想されています。そのためタクシー会社の中では、他のドライバーから見ると40代は若手の社員なのです。

高齢化が進んでいるタクシー業界において、40代は前線で活躍できる貴重な戦力として重宝されます。今までの社会人経験を上手く活かすことができれば、即戦力として活躍することも期待できます。40代からでも活躍できるチャンスがあるのはタクシー運転手の魅力の一つです。

未経験でも就業可能

一般的に40代から転職をしようと思ったら、今まで経験してきた職種でないと就職先がなかなか見つからないものです。しかし、タクシー業界は未経験の人の積極的な採用を行っているため、これまでタクシー運転手やドライバーなどの経験がなくても転職が可能です。

タクシー運転手の仕事のメリットとして、仕事中の自由度が非常に高いということが挙げられます。もちろん完全に自由というわけではないのですが、勤務中は基本的に一人で仕事をすることになるため、仕事の回し方や休憩を取るタイミングなどは個人の裁量によって決めることができます。

なのでサラリーマンとして長年勤めてきた人が脱サラをするのにもタクシー運転手はおすすめです。

40代からタクシー運転手に転職するのがおすすめの理由5つ

40代からタクシー運転手の仕事を始めるのは非常におすすめです。ここでは40代でタクシー運転手へ転職するのがおすすめな具体的な理由を5つ解説します。

【その1】歩合給で年収アップが見込める

タクシー会社は基本的に「固定給+歩合給」の給与体系を採用しています。歩合率は会社によって異なるのですが、たいていは個人の売上の60%前後が給料に反映されます。努力した分がしっかりと給料として還元されるため、やりがいにつながります。

年齢や経験年数は関係なく実力だけで年収アップを狙うことができるため、上手く仕事を回すことができれば前職の収入をすぐに超えることも可能です。実際にサラリーマンからタクシー運転手に転職をして年収が上がったという人も多数います。

なお、東京におけるタクシー運転手の平均年収は420万円とされています。平均年収はパート勤務などのタクシー運転手も含まれていますので、平均年収以上を稼いでいるタクシー運転手が大勢いるということです。タクシー運転手は実は隠れた高収入の職業なのです。

【その2】定年まで働くことができる

タクシー運転手は基本的には定年まで現役で働くことができます。タクシーは顧客からの需要が安定しているため、仕事がなくなるという心配はほとんどありません。どちらかというと人手が不足している業界なので、リストラに遭う可能性も低いでしょう。

なおタクシー会社によっては、定年を迎えた後でもそのまま働き続けることができます。健康面での問題がないことや勤務時間が短くなるなど、多少の制限は掛かるものの、希望すれば仕事を続けていくことが可能です。なのでタクシー運転手は、安定した仕事で長く働きたい人にもおすすめです。

【その3】休日が多い

タクシー運転手の大半は「隔日勤務」という少し特殊な勤務形態で仕事をしています。隔日勤務は1日に20時間~22時間程度仕事をし、その翌日が明け番として休みになるという働き方です。

明け番の他に、週に一度は公休があるので、月の半分以上は休日ということになります。そのため通常の会社勤めよりも休みが多く、プライベートの時間が確保しやすいです。

例えば結婚して家族がいる人なら、休みが多い分家族と過ごす時間を長く取ることができます。勤務時間が特殊なので最初は身体が慣れないかもしれませんが、上手く自己管理ができるようになれば自由な時間を楽しめるようになります。

【その4】今までの経験を活かして働ける

40代の人は若い世代に比べ、社会人としての豊富な経験を持っていることが強みになります。そのため40代の人は、タクシー運転手の仕事に今まで社会で培ってきた経験を活かして働くことができます。

タクシー運転手の仕事をしていると、お客様とのトラブルに巻き込まれることがしばしば発生します。そういったトラブルにも落ち着いて対処できる力が必要になってくるのですが、40代の人なら社会経験を活かした対応力を発揮できます。

また、社会人としてのマナーがしっかり身についている40代は会社からも重宝されます。タクシー運転手の仕事は特殊なスキルというよりも、基礎的なマナーや常識を持っていることが非常に大切です。

【その5】人間関係のストレスが少ない

もともと会社勤めをしておりサラリーマンとして働いていた人なら、上司や同僚との人間関係に悩んだ経験が一度はあるのではないでしょうか。職場の人間関係に悩み、退職に追い込まれてしまうということは珍しいことではありません。

その点、タクシー運転手は基本的に一人で仕事をするため、職場の煩わしい人間関係に悩まされる心配が少ないです。もちろん職場の人と全く関わらないわけではありませんが、普通の会社勤めと比べて一人の時間は圧倒的に多いです。

今まで上司との人間関係に悩んでいた人や、一人で仕事をするのが向いている人にもタクシー運転手の仕事はおすすめです。

40代でタクシー運転手に転職するためには

40代でタクシー運転手に転職するためには必要なものとは何なのでしょうか?ここでは必要な資格やスキル、転職の際に気を付けるべきポイントなどを紹介していきます。

必要な資格やスキル

タクシー運転手に転職をするために絶対に必要になる資格は「普通自動車免許」です。AT限定でも問題ありませんが、マニュアルの免許も持っていると会社選びの幅が広がります。

他には「第二種免許」が必要だったり、東京や大阪など一部の地域では「地理試験」に合格する必要があったり、仕事を始める前に取るべき資格があります。しかし、第二種免許と地理試験については就職後の資格取得になりますので、こちらは持っていなくても問題はありません。

タクシー運転手は接客業でもありますので、コミュニケーション能力があると転職の際に非常に有利です。営業や接客業の経験がある人は積極的にアピールしましょう。他には運転スキルや地理の把握能力などもアピールポイントになります。

年齢制限をチェックする

40代はタクシー業界においてまだまだ若い人材として扱われていますが、求人に応募する際には年齢の制限がないかをチェックしましょう。たいていの会社では年齢不問とされていますが、中には応募条件を40歳以下としているところもあります。

年齢制限をしている会社に応募しても書類選考で落とされてしまいますので、年齢制限の確認は必ずするようにしてください。40代であれば未経験でも応募可の企業は多数ありますので、落ち着いて自分に合いそうな会社を探しましょう。

会社選びを重視する

40代から転職をするのなら、できれば定年まで勤められる会社を選びたいものです。タクシー運転手として長く働くためには会社選びが非常に重要になってきます。歩合率や待遇の悪い会社に入社してしまい、仕事に不満が出てきて退職ということにならないためにも、転職活動の際の会社選びは慎重に行いましょう。

タクシー会社の評判や給料の仕組み、歩合率などは必ずチェックするべきポイントです。ただ何となく転職活動をするのではなく、企業分析をしっかり行いながら選考を受ける会社を選んでください。自分でリサーチをするのが難しいときは、転職エージェントに相談しながら会社を探すのもおすすめです。

【まとめ】40代でタクシー運転手に転職しよう!

タクシー業界の中において40代は前線で活躍できる戦力として期待されているため、40代からのタクシー運転手への転職は非常におすすめです。今までの社会人経験を活かしながら仕事を回せば、効率よく業績を挙げていくことも可能です。

40代で未経験職への転職は厳しいものですが、タクシー運転手は経験や年齢不問で始められるのが嬉しいところです。今までサラリーマンとして勤めていたが脱サラして新しいことを始めたい人にもおすすめです。タクシー業界に興味がある40代の人は、ぜひタクシー運転手への転職を検討してみてください。

この記事のまとめ

☑40代はタクシー業界において前線で活躍できる戦力
☑年齢や経験年数に関係なく実力だけで年収アップを狙える
☑今までの社会人経験を仕事に活かせる
☑タクシー運転手の仕事は会社選びが重要
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