タクシーの仕事は難しいのか?業務内容や稼ぐ方法を解説してみた!

投稿日:2024年11月28日 | 最終更新日:2024年12月1日

タクシー業界への転職に興味があるけれど、自分にタクシードライバーの仕事が務まるのだろうか…。そんな不安をお持ちの方は少なくないでしょう。

今回は、タクシードライバーの仕事内容や収入をアップさせるためのポイントなどをわかりやすく解説します。早く仕事を覚えるコツも伝授しますのでご期待ください。

この記事を読んだらわかること

☑︎タクシードライバーが1日に行う仕事は大きく分けて3つ!
☑︎タクシードライバーの仕事で難しいと思われるポイント
☑︎タクシードライバーへの転職・スキルアップには会社選びも影響してくる

タクシードライバーが1日に行う仕事は大きく分けて3つ!

タクシードライバーはお客様の送迎をするだけが仕事ではありません。出勤時に行う業務は大きく分けて以下の3つです。

自動車の運転
・接客
・車の点検・整備・配送の準備

それでは各業務内容について具体的に見ていきましょう。

【タクシーの仕事①】自動車の運転

タクシードライバーの主な業務は自動車の運転です。とにかく大前提となるのが安全な走行と法令順守道路交通法や自動車の基本性能などはしっかりと頭に入れておかなければなりません。

また、プロドライバーが使う鉄板ルートを把握した上でお客様の希望に沿ったルートを走行し、業務に慣れれば抜け道なども覚え、渋滞時などの対応を身につけることも必要です。お急ぎの乗客に対して法定速度内で目的地にお連れするという課題は神経を使う業務ではあります。

【タクシーの仕事②】接客

タクシードライバーにはお客様への接客という重要な業務もあります。実はこの接客が非常に大切。タクシーを利用する方は、運転技術の正確さや目的地まで安全かつ迅速に走行してもらえることを前提としており、プラスアルファの要素としてドライバーの接客態度を重視しているためです。新人ドライバー期間にありがちなちょっとしたミスも、この接客によってカバーできるケースもあります。お客様がお客様が快く移動でき、明るい気持ちで次の行動に出られるよう、気の利いたコミュニケーションが取れればプロの乗務員と言えます。

【タクシーの仕事③】出庫帰庫時の点呼・車の日常点検・清掃・洗車

意外と知られていないのが出庫帰庫時の点呼・車の日常点検・清掃・洗車など管理業務です。一定以上の乗務員を抱えるタクシー会社では、多くの場合2人で1台のタクシーを使い、この2人の関係は”相番”と呼ばれます。乗務終了後に車をきれいにして相番に引き継ぐのが一般的です。また朝礼(点呼)の後には車の点検や整備をするのも日常業務です。

タクシードライバーの業務で難しそうだと思われる部分は、稼ぎ方接客トラブル対応ルート学習3点です。ここではそれらの課題についてお伝えしながら、各対策もご紹介していきます。基本的に全て解決できるからこそ多くのドライバーが長く活躍しているので、あまり心配する必要はないでしょう。

稼げるパターンを見つけるのが難しい

タクシードライバーは歩合制で貰う給料の割合がかなり多い職業です。つまり、売上が少なければ自分の取り分も少なくなってしまうのです。そこで心配なのが、ちゃんと稼げるのかどうかという問題。これは乗務し始めれば自分なりのデータが自然に蓄積されていくため、どこにいつ頃行けばお客様をお乗せできるのかといったコツをつかめるようになります。こうした日々の観察と分析が鍵となることに加え、周囲の先輩等から情報を貰いながら成長していくのが普通です。基本給は最低賃金ベースなので、歩合で稼ぐやる気が大事ではありますが、最近ではアプリ配車が主流のため、若い方や新人ドライバーさんでも稼ぎやすくなっています。

お客さんの対応が難しい

感じの良い接遇ができるか、お客様とのトラブルや怖い場面などはないかなど、接客面の不安の声もよく聞きます。しかし、多くの職業で対人業務はつきものですし、最初から上手にこなせる人はそうはいません。お喋りをすることが仕事ではないので、口ベタであっても大丈夫です。大事なのは快適にお送りしたいという気持ちを持って業務にあたることです。トラブルについては、優良なタクシー会社であればマニュアルや研修を徹底し共有してくれるものですし、会社の先輩ドライバーの経験談は実地で役立つ宝庫なので、周囲とよくコミュニケーションを取ることも重要です。

道を覚える・最適なルートを見つけるのが難しい

ゼロから道を覚えるのは大変かもしれませんが、毎日の乗務がそのまま勉強になり、どんどん情報を蓄積・更新していくことができます。また、慣れない土地でタクシー会社に就職したとしても、貪欲に地理・地名を吸収していけば自然に道に慣れていくことができます。幹線道路・ターミナル駅・ランドマーク的な建物など、覚えやすいところから覚えていけば自然に身につくので過度な心配は不要です。タクシー業界は横のつながりも強く先輩や同僚から多くの情報を得られるので、意外と順調に覚えられるものです。近頃はカーナビの精度もかなり高いですし、道を指定してくださるお客様も少なくありません。

タクシードライバーへの転職・スキルアップには会社選びも影響してくる

タクシードライバーへの転職に興味がある方は、待遇面や稼ぎもかなり気になるのではないでしょうか?ここでは、タクシードライバーの給与・稼ぎ方・稼げるエリアについてご紹介します。

全国の平均年収は約460万円

今の仕事の待遇に不満があってタクシードライバーへの転身を検討しているという方も少なくないでしょう。タクシードライバーは歩合制なので頑張れば頑張っただけ収入はアップします。現在、全国のタクシードライバーの平均年収は460万円程度となっていますが、大都市圏を中心に高いところでは550万円以上をマークしているエリアもあります。地方であっても、タクシー需要の多いエリアでなら安定的に稼ぐことも十分可能です。大事なのはエリアも含め、稼げるノウハウを持ったタクシー会社に所属することと言えます。

都内でも稼げるエリアと稼げないエリアがはっきり分かれている

東京都内ならどこのエリアで乗務しても稼げるかというと、決してそうではありません。都内なら例えば城南エリアと呼ばれる地域は富裕層が多くタクシーの日常利用がさかんです。また、港区・千代田区・中央区・新宿区・渋谷区のいわゆる都心5区では、もとからの人口に加え、外部から訪れる人口も多く、タクシー需要の多い地域となっています。

人口密集度が高いエリアや大規模な繁華街・高級住宅街を含む区域などで乗務しなければ、なかなか稼ぎは上がらないのが現実です。逆にこのような地域で乗務できるタクシー会社で働けば、大きく稼げるようになる可能性がぐんと高まると言えるでしょう。

タクシードライバーは働き方次第で年収800万円以上も夢じゃない仕事

「タクシー業界に転職してももし稼げなかったら困る」「現在所属しているタクシー会社では全然稼げない」という不安や悩みをお持ちの方は、根本的な問題解決を図ることをオススメします。タクシードライバーがしっかりと稼ぐためには、本人の努力が必要なのはもちろんですが、努力し甲斐のあるエリアやタクシー会社で働くことに尽きます。

ドライバーが納得のいく稼ぎを上げるには、タクシー会社の資金力や規模はもとより、ホームにできるエリアや給与以外の待遇など、快適で意欲的に働ける環境が必要です。こうした環境を提供してくれる優良なタクシー会社の選択が、転職を成功させるかどうかの分かれ目と言っても過言ではありません。

弊社プロタクは転職・就職を希望される方がクリーンで優良なタクシー会社に就職できるよう導く専門エージェントです。今よりも年収が上がり、自分のペースで働けるタクシー会社を選ぶには、未経験者一人の力ではかなり厳しいと言わざるを得ません。様々なご相談に乗れるプロタクにぜひ一度お問い合わせください。

【まとめ】タクシーの仕事はコツさえ掴めば決して難しくない!

外から見ると難しそうに見えるタクシー業界の仕事ですが、思い切って飛び込んでみれば、意外とできた!という人はたくさんいます。近頃は高齢層・若い層・女性ドライバーも増えていますが、これは優良なタクシー会社が丁寧な教育・研修をしている背景があるためです。また、稼げない新人期間には給与保証制を採用している会社も多数あります。大事なのは、このようにドライバーをサポートする体制が整っている会社に就職することです。それにはタクシー業界に太いパイプを持つプロタクにご相談いただくのが近道であることも重ねてお伝えしておきます。

なお、プロタクは売上アップのフォロー・道の覚え方・違反事故防止・接客ノウハウ・体調管理といったタクシードライバーに必須の知識を、動画やコンテンツで楽しく学べるプログラムを備えています。未経験の方も、これを機にタクシー業界への転身をご検討されてみてはいかがでしょうか?

この記事のまとめ

☑︎タクシードライバーの業務は運転・接客・車の整備点検がメイン
☑︎タクシードライバーの乗車業務には慣れるまで難しいこともあるが、所属する会社の教育体制マニュアルがしっかりしていれば、やる気さえあれば大抵の人は乗り越えていける
☑︎タクシードライバーが大きく稼ぐには東京など大都市圏で乗務することが必須
☑︎タクシードライバーへの転職が成功するかどうかは入社するタクシー会社の質にかかっている!

プロフィール

プロフィール
29歳から東京でタクシードライバーとしてデビュー。
最高売上は130万。「オレンジ戦隊改めサクラ戦隊」のブログでタクシーの営業ノウハウ等を中心に情報発信。
蓄積した情報を体系化したプログラムを考案し、大手タクシー会社の教育カリキュラム作成等に従事。
現在タクシー会社数社で人材育成で顧問契約。
入社後のアフターサービス特化型のタクシー転職支援サイト「プロタク」(pro-taxi)に2019年より在籍。
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