タクシー運転手が池袋エリアで稼ぐための必勝法・ルート攻略法

投稿日:2020年9月2日 | 最終更新日:2020年9月11日

東京都内でタクシーが稼げるスポットにはいろいろな街が挙げられますが、東京近郊の首都圏からも広く利用者が流入する一大エリアと言えば池袋ではないでしょうか?実際に池袋で効率良く稼げるようになれば、タクシー運転手として一人前と言っても過言ではありません。そこで今回はタクシー運転手が池袋エリアで稼ぐために必要なノウハウを解説していきます。経験の浅いドライバーにもわかりやすくお伝えしていきますので、これからタクシー業界に転職してしっかりと稼いでいきたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね!

この記事を読んだらわかること

・池袋エリアの特徴とは?
・タクシー運転手が池袋で稼ぐための道・ルート
・タクシー運転手が池袋で稼ぐためのスポット
・池袋で稼げる時間帯
・【実践編】池袋で稼ぐためのルートを組み立ててみよう
・タクシー運転手が池袋で営業する前に抑えておきたい予備知識

池袋エリアの特徴とは?

池袋は、東京23区の中で最も人口が多い豊島区の中でも中心的なエリアです。人口の多さの背景に巨大ターミナル駅としての顔があり、丸ノ内線・有楽町線・副都心線を含む東京メトロ、湘南新宿ライン・埼京線 ・山手線 を含むJR線、他にも東武東上線・西武池袋線と、実に合計8路線が乗り入れ、その乗降者数は世界的にも第2位にランクインするほどとなっています。

かつては埼玉方面から東京を訪れる方の玄関口だった池袋ですが、2008年に東京メトロ副都心線開通して以降、横浜方面からの受け入れ態勢も整い、ますます利用者数が増加しました。池袋駅周辺の特徴としては、駅の東西ともに繁華街が広がっており、24時間いつでもタクシー需要が多い点です。ただし、東口側は西側に比べるとオフィス街が多いため、タクシーへのニーズは終電くらいまでと覚えておくと良いでしょう。

池袋発で1日のタクシー営業を組み立てる場合には、都心五区向けの需要が多い通勤時間帯にお客様をお乗せし、都心部への展開につなげていくのがベストです。土日には新宿・渋谷方面へのご利用が多めになります。一方、夜間は遊興・飲食帰りの乗客が帰宅するためにタクシーを使われます。このため西・北方面への需要が増えるので、そこから稼げる見込みは低めと言わざるを得ません。

営業効率という意味では次なる展開を見越すことが重要なので、夜は流し営業をかけつつも、新宿あるいは八重洲・日本橋・銀座方面へ入っていくルートがおすすめです!

タクシー運転手が池袋で稼ぐための道・ルート

池袋は終日人でごった返していますが、主要な道路ごとに特徴がありますし、タクシーをご利用になる方を効率良く見つけるための基本情報やコツもあります。ここでは現役タクシードライバーならではの目線で、池袋で稼ぐために知っておいていただきたいノウハウをお伝えしていきます。タクシードライバー初心者の方やこれからタクシー業界に転職される方はぜひご一読くださいね!

明治通り

明治通りは起点は港区「古川橋」、終点は江東区「夢の島」 とする都道です。明治通りの西側エリアは東京メトロ副都心線が地下に走っている点や、JR山手線の新宿・渋谷・恵比寿など各主要駅付近を含む点が大きな特徴となっています。ここでは池袋における明治通りのタクシー営業上の特徴や有益情報を見ていきましょう!

道路の特徴

午前中、特に8時台は内回りを中心に「南池袋一丁目」交差点から池袋駅周辺まで混雑することがあるります。お昼を過ぎてから夕方にかけては、西武池袋本店を中心に「南池袋一丁目」交差点から南にかけて渋滞が発生することがあるので要注意です。

有益な情報

池袋エリアにおける明治通りは、外回りで見て北からパルコ→池袋駅→百貨店というルートに沿って走らせることができます。このような全てのポイントでタクシー需要が多いため、ここはタクシーの営業面でたいへん高効率なルートと言えます。しかも平日も土日もお客様の数にあまり差が見られず、いつ行ってもお客様を獲得できる可能性が高いので、テッパンルートとして覚えておきましょう!また、池袋東口のタクシー乗り場も車の流れが早いので、もしお客様をお乗せできなければ、ここを覗いてみるのもおすすめです。

グリーン大通り

グリーン大通りは「池袋東口」を起点に、「東池袋」交差点 を終点とする道路です。池袋駅から南東にのびている通りで、沿道には商業施設やオフィスビルが建ち並んでいます。ここでは池袋におけるグリーン大通りのタクシー営業上の特徴や有益情報を見ていきます。

道路の特徴

池袋東口を先頭として、夕方あたりに混み合うことがあるのが大きな特徴です。池袋駅東口のタクシープールへ入構するのにグリーン大通りで待機するなどの行為はすることができないため、新人ドライバーさんは注意しましょう。

有益な情報

池袋東口はもちろん、明治通りとの交差点やその手前の「東口五差路」交差点でタクシー需要が多く見られます。ただし、車両の頭が池袋東口に向いている場合、「東口五差路」交差点が左折専用レーンとなるので、ここで乗車申し込みをお受けし直進すれば交通違反となってしまいます。十分に注意が必要です。

劇場通り

劇場通りは、交差点名のない川越街道との交差点を起点とし、「池袋警察署前」交差点を終点とする道路です。名前の通り、東京藝術劇場に面した華やかな通りとなっており、劇場利用客以外にも多くのタクシー需要のあるルートとして知られます。ここでは池袋における劇場通りのタクシー営業上の特徴や有益情報を見ていきましょう!

道路の特徴

主に日中に関する特徴ですが、「西口五差路」交差点を先頭として川越街道にかけて渋滞することがあります。一方、夜間は終電が近い時間帯になると、西口のタクシー乗り場にタクシーが行列するのが恒例です。この影響で「西口公園前」交差点を先頭に渋滞することがあるので覚えておきましょう。

有益な情報

「池袋2丁目」交差点から「池袋警察署前」交差点までは、外回り内回り関係なくタクシー需要が多く発生しますが、この特徴は夕方までに顕著です。夜間については、金・土曜日の終電前後の時間帯になると、タクシー乗り場にタクシー待ちの乗客が長蛇の列を作るのが常態化しています。ここはすぐにタクシーが不足する乗り場なので要チェックです!

川越街道

通称川越街道は、豊島区「六ツ又陸橋」交差点を起点とし、板橋区「東埼橋」交差点を終点としている国道で、北池袋駅周辺から成増駅まで東武東上線に沿うように走っています。ここでは池袋における川越街道のタクシー営業上の特徴や有益情報を見ていきます。

道路の特徴

平日朝7時から9時に特徴的な点ですが、「六ツ又陸橋」交差点を先頭に 「熊野町」交差点以西まで渋滞が発生しがちです。一方で夕方は「熊野町」交差点を先頭にして「六つ又陸橋」交差点までよく混み合っています。

有益な情報

平日の午前中については、「六ツ又陸橋」交差点を先頭に「熊野町」交差点までの間は、路地から出てくるお客様が川越街道沿いでタクシーを止められる場面が非常に多く見受けられます。注意したいのは、「熊野町」交差点から直進し劇場通りを右折する場合、劇場通りとの信号待ちの時間が非常に長い点。対向車の交通量が少なければ、その先で Uターンして戻ってくると時間になるので覚えておいてくださいね!

春日通り

春日通りは、「六ツ又陸橋」交差点を起点とし 、墨田区「栗原橋」交差点を終点とする道路です。池袋界隈では東京メトロ丸の内線も近いので、タクシー需要も絶えず発生しています。ここでは池袋における春日通りのタクシー営業上の特徴や有益情報を見ていきましょう!

道路の特徴

起点である「六ツ又陸橋」交差点先頭が坂になっているので、この周辺では自ずと走行車両の速度が落ちる傾向にあります。一日を通して自然渋滞が発生しやすいポイントとなっているため注意が必要です。

有益な情報

明治通りとの交点である「六ツ又陸橋」交差点からの側道はオフィスビルやマンションが建ち並んでいるため、午前・午後を問わずタクシー需要が多く発生します。「東池袋2丁目」交差点から西も同じような条件の環境なので、午前から夜ににかけて終日お客様にお乗りいただける可能性があります。

山手通り

山手通りは、品川区「新東海橋」交差点を起点とし、 板橋区「仲宿」交差点を終点とする道路です。首都高の上部を走っているため、環状線への出入り口も多く交通量は終日非常に豊富となっています。ここでは池袋における山手通りのタクシー営業上の特徴や有益情報を見ていきます。

道路の特徴

山手通り最大の注意ポイントは「熊野町」交差点です。ここは都道と国道が交差するだけでなく、首都高を支える柱が視認性を下げていることなどから、外回り内回り共に右折時の事故件数ワースト1の交差点となっています。走行時には最大限の注意を払うようにしましょう!

有益な情報

「要町一丁目」交差点を先頭に「熊野町」交差点にかけては、内回りですと池袋駅まで歩いて10分以上かかってしまうエリアです。このため、一日を通じてタクシーをお求めになる方が自然と多くなる傾向にあります。流し営業をする際にはぜひ頭に入れておかれることをおすすめします。

要町通り

要町通りは、豊島区「要町一丁目」交差点を起点とし、環七通りと交わる板橋区「武蔵野病院前」交差点を終点とする道路です。地下には東京メトロ有楽町線・副都心線が走り複数の駅が沿道にほど近いため、終日タクシー需要が見込めます。ここでは池袋における要町通りのタクシー営業上の特徴や有益情報を見ていきましょう!

道路の特徴

要町通りは起点が「要町一丁目」交差点となっていますが、この周辺をよく知るタクシー利用者や地元の方の多くは、池袋東口からが要町通りであると認識しています。ドライバーもこの点を頭に入れておくことが大事です。

有益な情報

平日朝7時半から9時までは、「小竹向原」から「要町一丁目」交差点付近まで通勤の足としてタクシーをご利用になるお客様がおられます。都心へ向かうルートのプロセスとして把握しておくと、効率的に稼げることがあるので覚えておきましょう。

タクシー運転手が池袋で稼ぐためのスポット

池袋は至る所にタクシー需要発生ポイントがあり、タクシードライバーには「稼げるエリア」として知られています。しかし、中でも営業面でのコツを押さえておきたい重要なスポットが3か所あり、ここを攻略することでライバルに差をつけることができるかもしれません。ここでは池袋でタクシーが効率良く稼げるスポットとその特徴をご紹介します!

池袋東口乗り場

東口乗り場は、平日や土日祝日など曜日や時間帯関係なく、電車が動いている限りタクシー需要が生まれ続けているスポットです。特にお客様が増える傾向にあるのは、午前中・夕方・終電前後など、ビジネス・観光・遊興などで人が移動しがちな時間帯です。これらの時間帯にはタクシープールが空になりタクシーが不足するケースもあるほどで、平均待機時間も10~15分程度と短めとなっています。

池袋西口乗り場

東口乗り場だけでなく、西口乗り場も曜日や時間に関係なくタクシーの需要があるスポットです。午前中・夕方などは特にタクシーを利用しようというお客様が長い列を作られ、タクシーが足りなくなる場面もしばしば見受けられます。

特に終電前後の時間帯は、むしろ東口よりも西口の方が利用数が多いのが特徴的。これは、東口乗り場がが都心部に向かいやすい立地であるのに対し、西口乗り場は山手線の外側、つまり郊外へ向かいやすい向きに位置しているためで、夜遅くまで仕事や遊びで池袋にいた方などから帰宅時に多く利用されるためです。

お客様がいなくて困るという心配がまずない西口乗り場ですが、注意したいのが入構規定。定められた優良事業者しか入構することが許可されておらず、違反すると東京タクシーセンターよりタクシー適正化条例違反で取締対象とされてしまうので要注意です!

池袋郵便局前

「池袋郵便局前」交差点の周辺には飲食店やカラオケ・キャバクラ店といった店舗や商業・遊興施設が豊富です。このため平日・週末など曜日を問わず、夜間のタクシー需要がたいへん多くなります。しかも立地上、北向きにも南向きにもニーズがあるので、方向を気にせずともお客様にご利用いただくことができます!

池袋で稼げる時間帯

池袋は24時間稼げるスポットがあるタクシー需要が豊富なエリアです。ですが、主要スポットそれぞれに、特に稼げる時間帯があることも覚えておいて損はありません!ここでは、池袋でタクシーが稼げる場所と時間帯、主なお客様層について解説していきます。

池袋西口

池袋西口乗り場で特に稼げる時間帯は、朝と夕方以降の2つの時間帯に分けられます。朝は通勤ラッシュがピークとなる7時半から10時ぐらいまで、タクシー乗り場には利用客が列をなし、タクシーが不足する場面もしばしば見受けられます。

また、同じようにタクシーが足りなくなることのある時間帯と言えば、16時から19時ぐらいまでの帰宅ラッシュ時と深夜の終電が近い時間帯です。23時半ぐらいから1時ぐらいまでは、タクシーも待機している時間がないほど忙しく回転します。

週末も場合によっては平日ラッシュ時以上の盛況ぶりで、かなりの数のお客様がタクシーを求めて列をなしている場面を見かけます。池袋西口乗り場に多いお客様層と言えばずばりビジネスパーソン、買い物客です。終電前後は飲み屋さん帰りのビジネスパーソンがたいへん多くなります。

池袋東口

西口同様、東口タクシー乗り場では朝の通勤ラッシュと夕方からの帰宅ラッシュ時が、特に稼げる時間帯となっています。朝の7時半から10時ぐらいまでは西口と同じくタクシーが不足することも珍しくありません。

ただし、東口側の西口エリアよりももオフィス街が多いため、タクシー需要のピークは夕方16時から夜19時くらいまでです。もちろん夜遅くまでタクシーニーズがなくなることはまずありませんが、飲み客や遊び帰りの方は西口の方が多いでしょう。

【実践編】池袋で稼ぐためのルートを組み立ててみよう

ここからは実際に効率よく稼ぐルートを地図を使って解説を致します。
解説の前に地図の見方、凡例を以下に添付したので
ご参考ください。
○○(街の名前)に関しては情報量が多いため、
稼ぐルートとバスレーン&渋滞情報の画像は別途にしてあります。

バスレーンに関して
バスレーンの把握はタクシードライバーをやる上でご自身の免許を守る上で必要不可欠な知識です。
ルールを把握出来ておらず、「一般車が走行しているから」追従してみたというパターンが一番取締を受けやすいので、バス専用レーンはしっかり把握をしておきましょう。

渋滞レーンに関して
渋滞を事前に把握をしておくこともタクシードライバーにとって必要な知識の一つです。
お客様にご乗車時に渋滞情報を共有することでトラブル回避することが出来ます。

池袋は西口東口ともに終日お客様が絶えることがないため、タクシーにとっては営業効率が非常に良いエリアであることを解説してきました。しかし、さらに効率良く営業して回れるように西口と東口それぞれのエリアの黄金ルートを覚えておけば完璧です!ここでは池袋でしっかりと稼げるタクシー運転手となるためのルートの組み立て方を見てみましょう。

池袋西口パターン

池袋西口は、都心部へ向かうための流れを最終ゴールとして設定した上で、エリア内でも高効率でお客様をお乗せできるような循環を考えることが大事です。それでは、実際にどのようなルートで池袋西口エリアを営業すると良いのか見ていきます。

回り方

☆を起点と考えます。
①「池袋郵便局前」交差点は周辺の飲食店等から出てきてご乗車の確率が高い交差点(特に北区、板橋区、埼玉方面)を南下、続いて池袋西口五差路を左折します。
②のロサ会館、ロマンス通りを囲うようにして「池袋郵便局前」交差点を直進します。
③を囲うように流して「要町通り」を左折、池袋駅を突き当たったら次も左折しましょう。あとは再び②を囲うようにして劇場通りへ。
⑤を経由して明治通りへ出て新宿方面へ行くのが稼ぐためのセオリーです!

このパターンのポイント

上述した西口エリアの流し方は、夜8時以降から朝方にかけて有効な走り方となっています。朝は乗り場でお客様が大勢お待ちなので、タクシー専用の待機場であるタクシープールを覗いてみましょう。一台もいなければ迷わず並びます。

ただしくり返しになりますが、タクシープールに入る際は厳しい入構規定があります。「西口公園前」交差点で右折をすることはNGなので、池袋警察著前交差点でUターンし、左折して入構するようにしましょう。

ちなみに、ここでの流し方が原則北から南向きになり、最終的に新宿へ向かう理由は、池袋西口のお客様は北区・板橋区・川口市方面など住宅街を目的地とされる方が多い点にあります。お乗せし目的地までお届け後、夜間の住宅街ではタクシー需要は低いので、南向きに新宿方面へ進行する方が営業効率が良いのです。

池袋東口パターン

池袋東口も、西口と同じように南向きになるよう効率を考えながら走行することがタクシーで稼ぐポイントです。それでは、実際にどのようなルートで池袋東口エリアを営業すると良いのか見ていきます。

回り方

☆を起点をし、原則西口と同様に明治通りを経由して新宿方面を目指すのは西口エリアの回り方に似ています。
①の名称表示のない交差点を直進します。
②はサンシャイン方面、ヤマダ電機の脇から歩いてくる歩行者の中でタクシーを利用される方が結構多くおられます!
③池袋東口で左折しグリーン大通りを東池袋駅方面へ進行していき、「東口五差路」交差点で左折します。
⑤か、もしくは左折してすぐに右折をした後サンシャイン通りを進行し、2つ目で左折します。③とともにいずれも明治通りに戻るパターンです。
③の「池袋駅東口」交差点を南へ直進し、「南池袋一丁目」交差点で左折します。次に「東口五差路」グリーン大通りを左折し、さらに「池袋駅東口」を左折をすれば⑦を進行しそのまま新宿方面へ向かうことができます。

このパターンのポイント

上述した流し方は夜8時以降から朝方にかけて有効な走り方となっています。ちなみに、サンシャイン通りは22時以降でなければ入れないため注意が必要です。西口エリアの解説でもお伝えしましたが、ここでの流し方が原則北から南向きになり、最終的に新宿へ向かう理由は、お客様層やその目的にあります。

池袋東口のお客様は北区・荒川区・川口市方面などの住宅街へ帰られる方が多く、行った先でお客様をお乗せできる可能性はきわめて低くなってしまうので、南向きに新宿方面へ進行して、次なる展開につなげるのが得策なのです。

バスレーン・渋滞しやすい箇所

赤字は平日の朝7:00~9:00までバス専用レーン(走行すると違反で捕まる)
黄色の点線は朝夕で混みやすい道路です。

タクシー運転手が池袋で営業する前に抑えておきたい予備知識

池袋エリアの稼げるスポットや時間帯、効率の良い営業のやり方などをお伝えしてきましたは、ここではさらにタクシーで営業する上で覚えておきたい大事なポイントを補足しておきます。他のエリアに共通する点もある重要なノウハウなので、稼げるタクシー運転手になりたいという方はぜひ参考にしてください!

乗せる方向が重要

タクシードライバーが東京で稼ぐためには、ビジネスパーソンが集まるスポットを回れるように意識するに限ります。ビジネスパーソンの人口密度が高い新宿区・渋谷区・千代田区・中央区・港区都心五区で営業できる展開にどうつなげるかを優先的に考えることが重要なのです。

そのため、池袋で流し営業をしている際にも、最終的には都心部へ向かっていけるルートを組みながら業務を行うことが求められます。午前中は通勤の時間帯は都心五区向きで需要が発生しやすいので、そのまま都心部で営業へ展開することは難しくありません。

ただ、腕を試されるのは午後以降です。夜になると郊外向きで需要が発生しやすいくなりますが、郊外に行ってしまうとタクシー需要がないため、都心五区へ向かうためにはどう営業するのが良いのか常に一歩先を読みながら動くと良いでしょう!

池袋発のお客さんに多い目的地

池袋西口のタクシー乗り場からご利用になるお客様は、西池袋・中野・杉並・練馬方面をオーダーされる方が多い傾向です。これは乗り場の立地と向きから見られる傾向ですが、同様に池袋東口タクシー乗り場の場合には歌舞伎町・新宿三丁目・2丁目・四ツ谷方面などを目的地とされるお客様がよく見受けられます。

【まとめ】稼げるルートを覚えて”池袋エリア”を攻略しよう!

池袋は乗降者世界数2位を誇るターミナル駅として、圧倒的多数のタクシー需要をもたらす街です。とりわけ通勤の時間帯には都心五区向きでの需要が発生するので、その流れで都心部への展開につなげればさらなる高効率営業が可能となります。土日には新宿・渋谷方面へのお申し込みが増えるので、こちらも効率の良い営業ルートが立てられるでしょう。

池袋は、夜になると帰宅のためにタクシーを使われる方が増えます。都心部向きではなく北・西など郊外向きにタクシー需要が発生しますが、行った先でお客様をお乗せできる確率はきわめて低いので注意が必要です。ニーズは郊外向きですが、営業効率を第一に考えれば都心部へ向けて進行したいので、タクシー業務に慣れてきたら、なるべく都心部へ向かえるようなルートを常に考えましょう

この記事のまとめ

・タクシーが池袋で稼げるスポットは主に西口乗り場と東口乗り場エリアに分かれる
・西口東口ともに終日タクシー需要が絶えないが特に通勤・帰宅ラッシュ時・終電前後はお客様が豊富!
・立地や方向がら、どうしても夜間は郊外を目的地とする利用客が多いが、行った先でお客様が見つからないので、営業効率を考えればできるだけ都心部向きで営業できるルートを進行することが大事
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